中今〇ノ丞の「まあるく生きる」

人生をどう生きたらいいのか、一緒に考えよう

元OLブロガー 亀山ルカさんから学んだブログ運営 ② はてなブログの利点

 

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(月と雲)

 

みなさんこんにちは、中今〇ノ丞です。

 

前回の続き、亀山ルカさんの

「本気で稼げる アフィリエイト ブログ」

について記事を書いてみます。

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まず、最初のページを開きますと

「パソコンとインターネット環境があれば始められる」

「初期投資にはお金がかからない」

「収入はいくらでも伸びる可能性がある」

「ブログを継続するための必須条件は『楽しむ』こと」

とか書かれてあります。

 

まずは初期投資についてですが、はてなブログの無料版であれば、

確かにお金はかかりません。

ただ、ブログを副業にしたいという方は、ここで「はてなブログPro]

にする選択をされる方が多いのではないでしょうか。

なので、副業や副収入などは興味がなくて、ただブログを開きたいという

方にとっては、アメブロでも「はてなブログ」でもいいかもしれませんね。

アメブロだと登録者数も多そうだし、芸能人が使うもの、という感じ

もあるので、「はてなブログ」に較べると少々華やかさがあるのかな?

(ΦωΦ)マア、イロイロト セイゲンモアルヨウジャガ・・・

 

はてなブログ無料版だと、こちらの意図とは関係なしに広告が表示され

るし(自身の広告収入にはならない)、写真などを使いたいとき、容量が

少なかったり、というのがありますね。

なので、Proにしてフォトライフの容量を増やすことができますし、あと独自

ドメインを取得できるようになるので、ブログをワードプレスに引っ越したい、

という先を見据えてProにされる方もいます。

 

ただ、また改めて書きますが、現在はてなブログを始めて10ヵ月ほど経ち

ますが、個人的に「ワードプレス」に引っ越す意義があまり感じられません。

 

私の今のイメージとしては、はてなブログというのは何か「フランチャイズ

的な感じがするんです。

というのも、はてなブックマークがある、スターがある、読者登録がある、

など、これらのツールを通しての同じはてなブロガー同士で交流をしたりと、

繋がっている感がありますよね?

 

これは、ブログ初心者にとっては結構大事な事だと思うんです。

ブログ初心者にとっては、まだ右も左もわからない状態の中で、手探りで

記事を書いてブログを運営していく。その時に、同じグループに入って

スターを付け合ったり、読者登録し合って、交流していく。

コメントをもらったり、ブックマークでもコメントをもらったりと、

自分の存在自体が認められている、そういうものが明日への、次への

モチベーションになりますよね?

 

記事を書いても、何も反応がない、これブロガーにとっては一番ツライ

ですよね・・・

ウソでもいいから、スターやブックマークが欲しいですよね?

(ΦωΦ)コウイウノモ ヒツヨウナノジャ・・・ジンセイニハ。

タダ セツドト イウモノガアルガノォ・・・

 

 

一方「ワードプレス」は完全な独立店舗に見えるんですヨ。

 

 

長くなりますので、今回はこの辺りで終わります。

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

元OLブロガー 亀山ルカさんから学んだブログ運営 ①

 

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(月と雲)

 

みなさんこんにちは、中今〇ノ丞です。

 

私が去年の10月にブログを始めようと思い立って、まずはネットや書店で

調べた結果、その中でも一番わかりやすく、かつ一番参考にしたのが亀山ルカ

さんの

「本気で稼げる アフィリエイト ブログ」

という本でした。

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この「はてなブログ」を選んだのも、亀山ルカさんの本を読んで、

アフィリエイトをするにはこの「はてなブログ」が一番良い、と書かれて

いたからでした。

 

そもそもブログについては、昔から

「いつか自分専用のチャンネルというか、サイトを作って、いろんな事を

発信してみたいなあ・・・」という憧れがあって

働き方改革で残業時間の規制が始まるので、何か副業を持たなくては!」

 

とまあ、だいたいこの二つの理由で始めたのが、この「はてなブログ」。

 

今までに、アフィリエイト関係やブログ運営、あとグーグルアドセンスの本

は合わせて20冊以上は買ったり、図書館で借りたりして読みました。

 

図書館で借りる時は、特にこの「アフィリエイト」や「グーグルアドセンス

関係の本は結構人気で、借りるまでに数カ月はかかるものが多かったです

ね。待人数が100人越えだったりして。

 

とまあ、割と沢山のアフィリエイト関係の本を読んでみた結果、一番親切で

分かりやすかったのが「本気で稼げる アフィリエイト ブログ」の本

でした。

特に「はてなブログ」の設定などを、写真や絵で詳しく書かれているので、

はてなブログアフィリエイトをしたい初心者にとっては、一番わかりやすい

解説本なのではないでしょうか。

やはりPC一つで始められて、自分の好きな時間でできるブログ運営は、特に女性

には入りやすいのではないかなと思いました。

専業主婦の方は、時間の空いた時などを有効に使えるし。

 

てことで、これまで「はてなブログ」の運営をしてみた経験と、亀山ルカさんの

「本気で稼げる アフィリエイト ブログ」の本に書かれていることを合わせ

て、自分を振り返るということの意味も込めて、これから色々と語ってみたいと

思います。(ΦωΦ)フリカエレ マルノスケヨ・・・ソシテ カタルノジャ・・・

 

まず、最初のページを開きますと

「パソコンとインターネット環境があれば始められる」

「初期投資にはお金がかからない」

「収入はいくらでも伸びる可能性がある」

「ブログを継続するための必須条件は『楽しむ』こと」

とあります。

 

 

 

長くなりますので、今回はこの辺りで終わります。

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

憲法を一から学び直そう ⑪ 憲法第三章

 

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みなさんこんにちは、中今〇ノ丞です。

以前、憲法第9条までを学びました。久々にその続きです。

 

憲法第三章は「国民の権利及び義務」になり、第10条から

40条まであります。

 

この中で国民の権利について詳述しているのは第10条から

23条まであります。

 

第三章がこれだけ長いのは、日本国憲法のハイライトである基本的

人権を取り上げているからです。

 

 

10条からを簡単に説明してみましょう。

第10条 「日本国民たる要件は、法律でこれを定める」

 

どんな人が日本の国民なのか、これを憲法より下の立場の

法律で定めるということです。

 

そして、11条、12条には権利が書いてあります。

 

第11条 「国民の基本的人権の享有」

第12条  「自由・権利は国民が不断の努力で保持。国民は

これを濫用してはならず、公共の福祉のために利用する責任を負う」

自由と権利は国民の努力によって守りなさい、そしてその権利は

「公共の福祉」のために利用しなければなりません。

 

第13条 個人の尊重と幸福追求権

 

第14条 すべての国民は法の下に平等

 

第15条~17条 公務員について

 

第18条 奴隷的拘束・苦役からの自由

第19条 思想及び良心の自由の保障

どんな思想や世界観を持とうと、内心に留まる限り自由である、ということ。

 

第20条 宗教活動の自由の保障

どんな宗教を信じることも認められる。どんな宗教団体も、国から

特権を受けたり、政治権力を行使したりしてはいけない。

② 宗教上行為や儀式、行事に参加することは強制されない。

③ 国は宗教教育など宗教的活動をしてはならない。

 

第21条 集会・結社・表現の自由等の保障

② 検閲してはいけない。手紙をこっそり読んだり電話を盗聴したり

してはいけない。

 

第22条 居住・移転・職業選択・移住・国籍離脱の自由

第23条 学問の自由の保障

第24条 家族生活での個人の尊厳と両性の平等  

 

とまあ、だんだんと眠くなってしまいそうですが(ΦωΦ)難儀ダワイ・・・

 

長くなりましたので、今回はここまでにします。

 

さて憲法については、ここで一旦区切りとします。

そしてまた時間を置いて書きたいと思います。

 

あまり続けることにこだわると、義務的になってしまい、自分自身も

記事を書く事に対して面白みがなくなったり、ポイントや要点がぼやけて

しまいそうなので、ここでしばらく時間を置いて、また自分が憲法の記事を

書いてみたいな、と思うときがきましたら、また取り上げたいと思います。

 

やはり書いても面白い、読んでも面白い、というものが大事だと思います

ので。

まあ憲法については、なかなか面白みを出すのは難しいところがあります

ね・・・(ΦωΦ)フィ~

 

 

 

 

 

 

つづく

こころのつぶやき  心の羅針盤

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こころの中で思うことは 止めることができない

 

ならば このエネルギーをどう使おうか

 

・・・

 

どう使うかは自由だしなあ・・・

 

せっかくだから プラスの方に使った方が

 

シアワセに向かっていくのかもしれない

 

せっかく 自由に使うことができるのだから

 

と感じた 今日この頃

 

 

日本の新しい資源エネルギー 6 「メタンハイドレート」が実現化されたら まとめ

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みなさんこんにちは、中今〇ノ丞です。

メタンハイドレート」のまとめです。

   

  

 もしメタンハイドレートが実用化されたら

 

石油・天然ガスを輸入しなくてもよい

      ↓

電気・ガス・ガソリン料金が安くなる

      ↓↓

その浮いたお金を消費に回すことができるので、景気がよくなる。

      ↓↓↓

メタンハイドレートから出るメタンプルームは、燃焼して利用した方が

環境にもよいし、このメタンは採っても無くならない。

     ↓↓↓↓

ということで、原発を使用しなくてもよい、もしくは減らすことが

できる可能性が出てくる。

 

また、他の再生可能エネルギー太陽光発電等を使ったベストミックス、

即ち幾つかの資源も同時に使いながら、もしどれかが使えなくなっても、

他のエネルギー資源で代用できるといった、幾つかの資源が選択可能な

体制が必要ですね。

     ↓↓↓↓↓  

そして、このメタンハイドレートを海外に輸出することで、貢献できる。

それは、技術的なこともさることながら、世界の紛争や資源争いを

抑制することができる。

 

このメタンハイドレート

の可能性は、どこまでも広がっていると言えましょう。

 

 

● また、デメリットについても調べてみましたが、このメタンハイド

レート自体を使わないことこそが、デメリットだと言えそうです。

つまり、メタンプルームから出続けているメタンガスは、海中に溶け込んで、

それが大気中に出続けていて、温室効果による環境への影響が大きいです。

メタンガスの地球温暖化効果はCO2(二酸化炭素)の約25倍です。

採らないまま自然状態で放置しておけば、CO2の25倍の温暖化効果がある

メタンガスがそのまま毎日大気中に出ています。

しかし採って燃やしてしまえば、メタンガスがCO2になる。つまり温暖化効果は

25分の1になるのです。

しかも、もともと天然ガスは石油に比べて、燃焼時に発生するCO2も量が

約2割少ないと言われています。

 

※あと余談ですが、もしメタンハイドレートが実用化されると、中東産の

液化天然ガスを高い値段で買うことによって、日本の石油会社、商社、運送

業者などが潤い、そこに一部の政治家や官僚がぶら下がっていますが、それら

の儲けは、当然なくなってしまうでしょう。

 

 

それでは最後に、日本海側の自治体が取り組んでいる日本海連合について

書いておきます。

 

日本海連合とは

兵庫、京都、鳥取島根県新潟県秋田県山形県、石川県、福井県

などの自治体が取り組んでいるもので、正式には「海洋資源エネルギー

資源開発促進日本海連合」といいます。これは、海底資源を共同調査

するための自治体の広域連合です。

以下、日本海連合のホームページを載せておきます。

 

海洋のメタンハイドレートは2タイプ

  • 海洋のメタンハイドレートには2つのタイプがあります。1つは南海トラフなどに見られる、海底から100~400mほどのところに水平的に広がって分布するタイプ。これは砂層の中に発達しやすいため、「砂層型」(又は「深層型」)と呼ばれます。もう1つは日本海に多く見られるもので「表層型」と呼ばれます。これは地中の深い所から「ガスチムニー」と呼ばれるガスの通り道を経て供給されるメタンガスにより海底付近で形成された塊状のメタンハイドレートです。

                                                               (松本、2012)
  • 下の左の図がガスチムニーで、直径数百メートルの円柱状上の構造となっています。右の写真はガスチムニーが海底面に到達した付近の写真で、白く見えるものが表層型メタンハイドレートです。

                (松本ほか、2009など)                               (松本ほか、2009など)

(出典:日本海連合)

                                           
◆参考サイト
〇海洋基本計画(総合海洋政策本部)
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kaiyou/kihonkeikaku/

メタンハイドレート資源開発研究コンソーシアム(MH21)
http://www.mh21japan.gr.jp/
メタンハイドレート開発実施検討会 ※ページの下の方に掲載されています。
http://www.meti.go.jp/committee/kenkyukai/energy_environment.html
〇表層型メタンハイドレートの資源量把握に向けた調査(経済産業省)
http://www.meti.go.jp/press/2013/06/20130610001/20130610001.html
〇表層型メタンハイドレートの資源量把握に向けた調査(明治大学)
https://www.meiji.ac.jp/koho/news/2013/6t5h7p00000fgws2.html

 

 

● なお下記に記しますように、来年の1月にフォーラムが予定されています。

詳しくはホームページ等をご覧下さい。

 日本海沿岸の12府県※が連携して海洋エネルギー資源に関する情報収集や調査・検討などを行う「海洋エネルギー資源開発促進日本海連合」(会長:平井鳥取県知事)が、日本海側におけるメタンハイドレート等の海洋エネルギー資源の開発を一層促進するために「日本海海洋資源フォーラムin新潟」を開催します。

青森県秋田県山形県新潟県富山県、石川県、福井県京都府兵庫県鳥取県島根県山口県

                   

                    

1 日時

平成31年1月31日(木) 13時~15時(受付:12時20分~)
 
                    

2 場所

新潟グランドホテル3階 悠久の間(新潟県新潟市中央区下大川前通)
 
                    

3 内容

(1) 促進対話(国と日本海連合構成府県の知事等による意見交換)
[ 出席者(予定)]
 ・経済産業省資源エネルギー庁
 ・平井鳥取県知事(会長)
 ・花角新潟県知事(事務局長)
 ・その他日本海連合構成県知事
 ・青山繁晴参議院議員(オブザーバー参加)

(2) 基調講演
 「メタンハイドレート開発に関する政府の取り組み」
 経済産業省資源エネルギー庁

(3) 特別講演
 「岩船沖油ガス田の開発史からみるプロジェクト価値最大化の取組」
 日本海石油資源開発株式会社
 
                   

4 定員

 
200名(入場無料、要申込み)
 
 
  終わり

日本の新しい資源エネルギー 5 メタンハイドレートが実用化されたら その1 

 

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みなさんこんにちは、中今〇ノ丞です。

 

今まで「メタンハイドレート」について述べてきましたが、今回はこの

メタンハイドレートが実際に実用化されたら、具体的に日本はどうなるのか、

についてまとめて書いてみます。 

   

イメージ画像

 

 <メタンハイドレートの賦存形態>
【砂層型メタンハイドレート】海底面下数百メートルの砂質層内に砂と混じり合った状態で存在(メタンハイドレート濃集帯)。 【表層型メタンハイドレート】海底面及び比較的浅い深度の泥層内に塊状で存在(チムニー構造内に存在)。

 

 

 

1、まずメタンハイドレートからメタンを取り出して、これを火力発電所で燃やし

て発電することができる。

 

 このメタンハイドレートから天然ガス」を生産できるようになれば、それを運ぶ

ためのパイプラインが必要だが、日本では一部しか繋がっていない。

なので、このパイプラインを例えば京都の舞鶴港から大阪までひいてしまえば、

例えば京都の日本海側で採れたメタンガスを、そのまま近畿地方の方々は台所で

利用することができます。

それにはまず、インフラの整備が必要ですね。

 

2、メタンハイドレートが実用化されたら、既存の都市ガス生成に使われる分や

火力発電所の燃料としての使用が減る。それから、メタンハイドレートは自動車

の燃料にも応用できます。なのでガソリンの需要も減ります。

なので、家庭の電気・ガス・ガソリン代が安くなるということですね。

 

(※そもそも、中東にあるカタールという国が、いまどれほど潤っているか。

その元になっているのが、日本が並はずれた値段で買っている天然ガスです。

そこに国際石油資本(石油メジャー)がぶら下がっているのです。)

 

3、私達の電気・ガス・ガソリン代などの家計の負担が減れば、その余った

分を消費に回すことができますね。

 

あれがほしい・・・  これが買いたかった・・・ やっと余裕ができたし

買おうかなあ・・・ となります。

 

ということで、経済も周りだしてデフレからも脱却する糸口とも成り得ます。

 

そもそも、今の日本の状態というのは、モノがだいたい行き渡って、何か新たに

モノを買わなくてもいい、という状況といえるのです。

その状況のなかで、デフレ脱却を目指しても、なかなか難しいでしょう。

それに、消費税増税働き方改革での残業規制、コロナショックと経済は

縮んでいく一方ですね。

 

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本の新しい資源エネルギー 「メタンプルーム」 4

 

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みなさんこんにちは、中今〇ノ丞です。

 

 

  今回は「メタンプルーム」についてご説明いたします。

まず メタンハイドレートには、表層型と砂層型の2種類あります。

 

イメージ画像

 

メタンハイドレートについて

メタンハイドレートは、低温高圧の条件下で、水分子にメタン分子(天然ガス)が取り込まれ、氷状になっている物質です。よく「燃える氷」と称されており、温度を上げる、ないしは圧力を下げるなどの変化を与えると、水分子と気体のメタン分子に分離します。分離されたメタン分子は天然ガスの主成分と同じものです。

メタンハイドレートは、世界中の水深の深い海底面下や極地の凍土地帯の地層に広く分布しています。

我が国周辺海域に賦存するメタンハイドレートは、主に2つの賦存形態が確認されています。

① 砂層型メタンハイドレート
水深500m以深の海底面下数百mの砂質層内に砂と混じり合った状態で存在し、主に東部南海トラフ海域を中心に賦存が確認されています。
② 表層型メタンハイドレート
水深500m以深の海底面及び比較的浅い深度の泥層内に塊状で存在し、主に日本海側を中心に賦存が確認されています。
(出典:経済産業省資源エネルギー庁

 

 

<メタンハイドレートの賦存形態>
【砂層型メタンハイドレート】海底面下数百メートルの砂質層内に砂と混じり合った状態で存在(メタンハイドレート濃集帯)。 【表層型メタンハイドレート】海底面及び比較的浅い深度の泥層内に塊状で存在(チムニー構造内に存在)。

 

上記の絵の右側に山のようになっているのがメタンプルームで、自然に海中に

噴出しているもので、だいたい海底から300M~600Mの高さがあり、海底

から浮上しているメタンハイドレートの粒の集まりです。

 

このメタンプルームの発見者の青山千春博士は、著書の中でこのメタンプルーム

には3つの利点があると述べています。

 

❶魚群探知機で表層型のメタンハイドレートのありかを効率よくみつけられ

るようにした、しかもコストがかからない。

 

❷常時メタンプルームが出ていることで、メタンハイドレートが日々続々と

生成されている証明をしたこと。つまり、メタンハイドレートは従来の

埋蔵資源と違って、採ったら終わり、という有限の資源ではない。

 

❸このメタンハイドレートの利用が、地球温暖化の緩和につながること

を提示したこと。

つまり、海中のメタンハイドレートから発生したメタンガスが大気中に放出

されている。このメタンガスの地球温暖化効果はCO2(二酸化炭素)の

約25倍です。従って、この第4の埋蔵資源と言われるメタンハイドレート

だけは、従来の埋蔵資源と真逆で、採って燃やしたほうが地球温暖化

抑制につながるということです。

 

とまあ、良いことづくめの新エネルギー資源なのです。

 

つづく