中今〇ノ丞の「まあるく生きる」

人生をどう生きたらいいのか、一緒に考えよう

こころのつぶやき  笑顔と微笑み

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笑顔 微笑みは幸せの象徴

 

そこには喜びがあり 楽しさや 

 

嬉しさがあり お互いの理解があり

 

人として 笑顔や微笑みは 一番いい表情になる

 

でも

 

笑えない境遇に置かれている人もいるだろう

 

そんなときは

 

身近にある 心地よい風や 高く澄んだ空を見たり

 

咲いている花や 可愛い赤ちゃんを見て 微笑んでみたら

 

その一時だけでも 心は穏やかになり

 

心に ほんのりと 小さな 灯がともる

 

そんな 笑顔・微笑む人間には

 

天の神様も同じように 微笑み 喜ばれるだろうね

 

 

 

 

 

内掌典に生涯を捧げた宮中女官  高谷朝子さん 1

 

みなさんこんにちは、中今〇ノ丞です。

 

今回は、宮中祭祀を司る掌典職内掌典(ないしょうてん)として、

1943年から2001年まで57年間も皇室に仕えられた「高谷朝子」

さんのご紹介です(高谷さんは2018年に亡くなられています)。

 

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(出典:宮中賢所物語)

 

 

この内掌典とは、皇居内にある宮中三殿賢所皇霊殿、神殿)という、皇居の

中でももっとも神聖な場所・賢所(けんしょ・正式にはかしこどころと読む)の

御用を勤められる女性のことです。

 

内掌典は、昔は住み込みで365日、24時間体制で、一年の間に執り行われる

皇居内の神事に携わり、独身女性しか就任できません。

 

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皆さんは、よくテレビでご覧になったことがあると思いますが、賢所とは

天照大神御神体である「八咫鏡」(やたのかがみ)の形代(レプリカ)

が奉安されています。

 

よく皇族方がご結婚されたり、また即位されたりするときに、必ずこの

賢所に祀られている天照大神にご報告されるのですが、この時に天皇陛下

や皇太子殿下は束帯姿で、皇后陛下や皇太子妃は十二単に髪はおすべらかし

の形で、賢所の前を歩かれる姿がテレビで放映されたりしますよね?

 

内掌典は、この賢所のご用をされる専門の女官なのです。

 

 

 

  ~2に続く~

 

 

 

 

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最後の宮大工 西岡常一 ⓫ 「木に学べ」

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(他のブロガーさん達がこぞって載せておられましたので、私も負けじと載せ

てみました・・・中秋の名月)←競争かっ!


 

みなさんこんにちは、中今〇ノ丞です。

 

最後の宮大工と言われた「西岡常一」さんの11回目になります。

 

御著書「木に学べ」から、素晴らしい名言をご紹介いたします。

 

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(出典:「木に学べ」)

法隆寺

 

 

「しかし、ヒノキならみな千年持つというわけやない。木を見る

目がなきゃいかんわけや。木を殺さず、木のクセや性質を生かして、

それを組み合わせて初めて長生きするんです。口伝では

「堂塔の木組みは寸法で組まずに木のクセで組め」ということも

いっております」

 

「木のクセは木の育った環境で決まってしまうんです。そのクセを見抜か

なくてはいかんわな。木というのは正直でね。千年たった古い木でも、

ぽっととれば右ねじれは右にねじれてますよ。人間と大分違いまっせ」

 

「人間は朝に言うてることと、夕方することは違うけどね、木というのは

正直です。千年たっても二千年たってもうそつきませんわ。動けない所で

自分なりに生きのびる方法を知っておるでしょ。私どもは木のクセのこと

を木の心やというとります。風をよけて、こっちへねじろうとしている

のが、神経はないけど、心があるということですな

 

「そのだいじなヒノキが、今の日本にはなくなってしまったんです

な。今、日本で一番大きいのが木曽の四百五十年。これでは堂も塔

もできません。木がなくなったら、細々とうけついできた木の文化

もなくなってしいますな。とにかく千年かからんとものにならんの

やから、個人ではあきませんわ」

 

 

 

〇ノ丞):西岡さんが法隆寺の解体修理などを通して学ばれたこと

は、木も人も同じである、ということなのでしょう。

木の一本一本のクセをきちんと把握する。

他の宮大工の心も同じこと。

以前ご紹介した、宮大工の口伝には

 

ー堂塔の木組みは木の癖組みー

ー木の癖組みは工人等の心組みー

ー工人等の心組みは匠長が工人等への思いやりー

ー百工あれば百念あり一つに統(す)ぶるが匠長が器量なりー

ー一つに止めるの器量なきは謹み惶(おそ)れ匠長の座を去れー

 

 

まことに厳しい、宮大工の道ですね。

 

 

 

   

 

 

 

  

 ~⓬に続きます~

 

 

 (西岡常一さん)

 

 

 

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尾張式内社を訪ねて 62 虫鹿神社

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みなさんこんにちは、中今〇ノ丞です。

 

今回は、愛知県犬山市のございます「虫鹿神社(むしかじんじゃ)」の

ご紹介です。

 

愛知県犬山市前原向屋敷 62

 

御祭神

国常立尊(くにとこたちのみこと)  国狹槌尊くにさづちのみこと)

豊斟渟尊(とよくむぬのみこと) 大日靈貴命(おおひるめむちのみこと)

菊理姫尊(きくりひめのみこと)

 

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「式内」の文字が刻まれています

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祭文殿(舞殿)

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境内末社

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左の奥には稲荷社の鳥居が

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二礼二拍手一礼

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渡殿の先にある御本殿

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御本殿の様子

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この日は、先日ご紹介いたしました「石作神社」の後での訪問となりました。

とても天気の良い日でした。

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こちらのお社は、初めは虫鹿庄入鹿村にあったが、寛永12年に池を作る

とき(現在の入鹿池)に、前原新田村に遷座したという。

今も神尾新田の水の底に、この元々あった虫鹿の神様の、石の鳥居が

透け通してみえる、という言い伝えがあるという。

 

今回は二度目の訪問となりましたが、前回の石作神社同様、参拝される方は

おらず、今回もゆったりとした時間を過ごすことができました。

またこじんまりとしたお社ではありますが、式内社ということで歴史も古く、

やはり参拝する時はどこか身も心も引き締まるところがあります。

 

だって、少なくとも平安時代には既に祀られていた神様がいらっしゃるのです

から・・・もう1300年以上、地元の氏子の方々から拝まれてきた神様なの

です。

 

ですから、失礼のないように、また尊崇の念を心に持っての参拝となります。




こちらには、神社の左手にちょっとした集会所のようなものがあり、その

空き地に車を止めての参拝となりました。

 

 

 

 9月29日の日輪です

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みなさんこんにちは、中今〇ノ丞です。

 

昨日のお昼ちょうど、ふと空を見上げると、そこに「日輪」が・・・

 

てことで、今回はその日輪の写真のみのご紹介です(^^)

  

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写真だとこじんまりとしてしまいますが、実際はとても大きいのです

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まぶしさと空腹に耐えながらの撮影となりました(大袈裟かっ!)

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時間が経ってクッキリとしてきました(ご飯を食べながらの撮影←このくだりいらない?)

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ガンバレ〇ノ丞!はてな読者の方々に、良い写真を提供するのだっ!(大袈裟化かっ)

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40分ほどして、徐々に消えてしまいました・・・

 

直視はしづらいのですが、見ていて何か穏やかな気持ちになりました。

 

空は、いつも色々なショーを見せてくださいますね(*‘∀‘)

 

 

 

 

 

 

ブッタ「感興のことば」から学ぶ ❼

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みなさんこんにちは、中今〇ノ丞です。

 

ブッタの「感興のことば」から学んでみたいと思います。

 

 

      「バラモン

1 「裸かの行も、髷(まげ)を結うのも、身が泥にまみれるのも、断食も、

露地に臥すのも、塵や泥を身に塗るのも、うずくまって動かないのも、-

疑いを離れていない人を浄めることはできない」

 

2 「身は飾っていたとしても、徳を行(ぎょう)じ、耐え忍び、身を

ととのえて、慎み深く、行いが清らかで、生きとし生けるものに対して

暴力を用いない人こそ、<バラモン>とも、<道の人>とも、また<托鉢

遍歴僧>ともいうべきである。

 

 

〇ノ丞):少々解説いたしますと、約2千5百年前の当時のインドの状況

というのはカースト制度があって、一番上がバラモン(今でいう宗教指導者)、

その下が武士階級、次が商工業者、一番下が奴隷階級となっておりました。

その当時は、最高の悟りはバラモン階級からしか出ないなどともいわれて

いました。

 

そうした中で、ブッタはシャカ族の王子として生まれ、やがて出家をし、

36才頃に悟りを開かれるのですが、そのブッタ御自身は武士階級の

出身であり、その後釈迦教団となって沢山の人々が出家してきますが、

その中には色んな階級の人達が混ざっていました。

 

また、その当時は色々な行を通して悟ろうということで、裸になって荒行したり、

ずっと瞑想したり、色んな肉体行をしたりといった数多くの流派があったようです。

 

 

そうした時代背景の中にあって、ブッタは「真のバラモン(修行僧)とはどう

いった者のことをいうのか」について説いているものと思われます。

 

具体的に、その人の日頃の行動・行いと日々の心がけについて、つまびらか

にしていますね。

 

この後、その当時のバラモンの行いと比較しながら、「バラモンとは」について、

ブッタは説法を続けていきます。

 

 

➑に続く~

 

 

 

 

山本潤子さん「緑の季節」

 

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みなさんこんにちは、中今〇ノ丞です。

 

今回は、山本潤子さんのキレイな歌のご紹介です。今回は

「緑の季節」 

どこかで一度聞いたことがあるような(1998年にロッテグリーンガムの

CMで使われたそう)とても良い曲です。

 

 

今回も動画が少々古くて、画像の乱れや画と音声のズレがありますが、声は

この頃が一番出ていると思いますので、今回もこちらの動画をのせました。

 

 聴いていますと、どこか風を感じるような・・・

そして情景が浮かんできますね(*‘ω‘ *)

 

聴いた後も山本潤子さんの世界に浸ったまま、その余韻がしばらくは尾を

引いています・・・

 

そう思わせる歌い手さんて、なかなかお目にかかれません(´-`)