みなさんこんにちは、中今〇ノ丞(なかいままるのすけ)です。
前回②の続きの氏神様についてお話しいたします。
「御成敗式目」には何が書いてあるかというと
「神は人の敬いによって威を増し、人は神の徳によって運を添う。
然れば則ち恒例の祭祀は陵夷(衰退)を致さず、如在(神を祀る)
の供物は怠慢せしむるなかれ」と書かれています。
その意味するところは、神社で祈る人が多いほど神様のパワーが
増していき、逆にその神様のパワーを今度は祈る人が受け取ることに
よって運勢が良くなりますよ、といったところでしょうか。
これはやはり経験からきたものなのでしょう。すでに鎌倉時代にそのこと
が書かれている、ということは。
では神社での祈りは何がいいと思いますか?
私はやはり「感謝」の祈りが一番じゃないかなあ、と思います。
なぜかといいますと、この「感謝」の念というかエネルギーって
相手を元気にするという感じがするんです。
だから、例えば常日頃私達を守って下さっていることに対して、また
ここにこうしてお社があること、いま自分は健康でいられること、
何でも思いつくことでいいと思いますが、やはり感謝の思いを神様
に届けることが、神様の方も嬉しいというか、喜ばれることなんじゃ
ないかなと思いますね。
以前、「親に感謝デキマスカ」の記事を書きましたが、この「感謝」の
ことば「ありがとうございます」は、自分も相手も心をプラスにさせる、
簡単に誰でもできる素晴らしい言葉だと思うんです。
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