みなさんこんにちは、中今〇ノ丞です。
シンセサイザーを使った人ならわかると思いますが、普通に
音は既にプリセットで登録されていて、ただそのプリセットされた
音を選べばいいだけ、という人がほとんどではないでしょうか?
自分で音を作ってみたい、という人よりかは、すでに登録された作って
、その元々ある音を少々変えて使う、というケースが多いのが
現状でしょう。
また、YMOはドラムの叩き方をジャストより少し遅らせて叩く、
ベースの音をジャストより少し前のめり気味で出す、キーボードは
ジャストに出すことによりうねり(グルーブ感)を作ったりと、
他にもプロならではの隠し味も盛り込んだりしています。
これは、コンピューターのクリック音を演奏者はヘッドホンで聞きながら
演奏して(同期演奏)いますので、どうしても無機質な感じになるから
です。これも実際に演奏したことがある方はわかると思いますが。
この「うねり」がないと、ただの昔のファミコンゲームの音のように、
ただの自動演奏のように聞こえ、つまらないのです。
ところで前回ご紹介したアルバム「ソリッドステートサバイバー」
の中で、私が特に好きな曲がありまして、それが
「CASTALIA(キャスタリア)」という曲です。
これは4曲目で、大ヒット曲「RYDEEN」の賑やかな雰囲気
から一転、静かなピアノの単旋律から始まります。
つづく