みなさんこんにちは、中今〇ノ丞です。
今回は作曲家の「武満徹」さんについての記事を
書きます。(既に亡くなっておられますが)
クラシックが好きな方でも、あまり知らない方も多いの
ではないかと思うのですが。
(日本コロムビアオフィシャルサイトより画像をお借りしました)
以前、書きました記事で
その武満さんが1967年に作曲した琵琶と尺八とオーケストラ
とで演奏する曲が、今回ご紹介する
「ノヴェンバーステップス」です。
それではYOU TUBEからお借りした映像でご視聴下さい
いかがでしたか?
今回の記事の題を「音と音の間」にしましたが、皆さんもこの
「ノヴェンバーステップス」を聞かれると、何かしら
日本人独特のわびさびを感じられるのではないでしょうか?
(まあ、感じ方は人それぞれだとは思いますが・・・)
私がこの曲を初めて聞いたのが30年ほど前の、丁度音楽学校で
作編曲を学んでいる時で、その感想を作編曲の先生に話しました。
先生「聞いてどうやった?」
「う~ん環境音楽みたいですね。林に一陣の秋の風が吹き抜けていくような、
丁度秋から冬に季節が移りかわっていく様がイメージできました」
先生「う~ん、環境音楽~、やなあ・・・」
この「ノヴェンバーステップス」は、沢山の「間」が出てきます。
この「間」があるからこそ、音が「生きる」気がするんですよね。
この「間」があるからこそ、陰影ができるような気がする。
何もないけど、そこにいいしれぬ価値を見出す。
それが日本人の感性なのかなあ・・・。
皆さんはどう感じられましたか?
よかったら一度聞いてみて下さい(^^♪