中今〇ノ丞の「まあるく生きる」

人生をどう生きたらいいのか、一緒に考えよう

モーツァルト  アヴェ ヴェルム コルプス

 

みなさんこんにちは、中今〇ノ丞です。

 

今回は私がモーツァアルトの曲の中で一番好きな

 

「アヴェ ヴェルム コルプス」

 

をご紹介いたします。

 

まずは動画をご覧下さい。

    ↓↓↓

 

 Ave verum corpus natum de Maria Virgine

Vere passum immolatum in cruce pro homine

 

cujus latus perforatum unda fluxit et sanguine

Esto nobis praegustatum in mortis examine

 

Ave (ようこそ)

verum (真実の)

corpus (体)

 

この曲はモーツァアルトの晩年(といっても35才くらいだけど・・・)

の曲で、経済的に活路を見出そうと教会の専属音楽家の方に舵を

きっていた頃に作られたもの。なので、曲もそれにふさわしいものとなって

います。歌詞はラテン語です。

2番の途中なんかは、修道院で歌われるグレゴリア聖歌風、「ミゼレーレ」

風な歌い回しも入っていますね。

 

「ミゼレーレ」とは、もともと門外不出の秘曲だった曲でしたが、モーツァアルト

が14才のとき、イタリアのシスティーナ礼拝堂にて、一回聞いただけで全部

覚えてしまい、それを採譜してしまったという逸話があります。

それではミゼレーレの動画も入れておきます。

 

 

この「アヴェ ヴェルム コルプス」は、簡単に言いますとイエス・キリスト

のことを歌った曲。

 

2番の途中から転調していますね。

短い曲ながら、美しい旋律、転調、輪唱などモーツァルトならではの工夫が

あり、私のこの曲のイメージは「国宝級の芸術品」のように、美しさが結晶化

されている、そのように感じています。

 

クラシック音楽にも、このように「癒し」てくれる音楽もあるんですよ(^^♪