みなさんこんにちは、中今〇ノ丞です。
今回も「ブッタの感興のことば」から学んでみたいと思います。
第29章
45.
「沈黙せる者も非難され、多く語る者も非難され、すこしく語る
者も非難される。世に非難されない者はいない」
46.
「ただ誹(そし)られるだけの人、またはただ褒められるだけの人は、
過去にもいなかったし、未来にもいないであろう、また現在にもいない」
私達も日常生活の中で、例えば非難されたり、濡れ衣を着せられたり、
はたまた逆に認められたり褒められたり、常に何かしら人からの
口撃(攻撃じゃないよ)をくらうことがあります。
でも
人の評価というのは客観的に見て常に正しいのか?
評価する側の見方・考え方と、自分のそれとは全く同じなのか?
どうでしょうか?
他人の正しさの基準は人それぞれ。
ブッタのいうように、人は何かしら「あ~じゃ・こ~じゃ」
言いたがるもの。人の口には戸が立たぬ、のことわざにも
あるように。
人の考えはそれぞれ違います。
意見・異見を聞くことは大事ですが、最終的な判断は、
自分がしなければなりません。
何をこころの糧にするか、何をゴミ箱に捨てるか、
の収取選択はこころの主、自分自身しかできませんよね?