中今〇ノ丞の「まあるく生きる」

人生をどう生きたらいいのか、一緒に考えよう

三種の神器 八咫鏡(やたのかがみ) ❸ 笠縫村から伊勢へ

 

みなさんこんにちは、中今〇ノ丞です。

 

今回も、三種の神器の一つ「八咫鏡」(やたのかがみ)の3回目です。 

 

八咫鏡は、皇位の印である三種の神器のひとつです。

 

さて、崇神天皇の次の第11代垂仁(すいにん)天皇のとき、笠縫村に

祀られていた八咫鏡は、今度は皇女倭姫命(やまとひめのみこと)に

託され、伊勢国(いせのくに)の五十鈴川(いすずがわ)のほとりに

祠(やしろ・斎宮)を 建てて、そこに八咫鏡が奉安されることになり

ました。

それが現在の「伊勢の神宮」です。

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倭姫命は、現在の伊勢に辿り着くまでに、伊賀・滋賀や美濃・尾張などを歩いてその

八咫鏡を奉斎する場所を探していました(これを元伊勢といって、その元伊勢といわ

れる神社が多数あります)。

その中に「瀧原宮」があります。こちらは伊勢の神宮の別宮になっており、

実際に行ってみるとわかりますが、大変素晴らしいところです。f:id:nakaimamarunosuke:20200516192007j:plain

瀧原宮 8年前の写真です 現在のお社は建て替えられて新しくなっていますよ)

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(瀧原並宮 天照大神の荒魂が祀られています)

 

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伊勢の神宮と同様 大木が参道にたくさんあります)

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(写真には写っていませんが、看板には参拝する順番も書かれておりますよ)

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(こちらは「古殿地」といいまして、次の式年遷宮のときに、新しいお社が建つ

場所となります。現在はこちら側に新しいお社が建っております)

 

瀧原宮は私が個人的に好きな神社で、今から8年前に2回ほど訪れたことが

あります。丁度道の駅が隣接しているところです。

 

そのときに、神職さんと色々と伊勢の神宮についてのお話しを聞く事

ができました。

その頃は、私も伊勢の神宮天皇の歴史、また倭姫命についての本を

読んでいた頃でしたので、神職さんも丁寧に詳しく色々と教えて下さい

まして、会話も非常に弾みました。

その中で、なぜこちらの「瀧原宮」ではなくて、伊勢の五十鈴川天照大神

ご鎮座になったのでしょうか?と聞きましたところ

 

「やはり海が近かったからではないか。神事やお祭りでアワビを使うが、

伊勢だと地理的に近く入手しやすいから」

 

またその時、神職さんの話しの中で伊勢の神宮の「式年遷宮」で奉仕された

時の話しも聞かせて頂きました。

 

「丁度、遷宮でご神体が新宮に移ったあとの古いお社には、やはりエネルギー

が抜けたような感覚を感じた。そして、ご神体が移った新しいお社は、

エネルギー・パワーが凄かった」というような貴重なお話しを伺うこと

ができました。

 

皆さんも、伊勢の神宮はもちろんのことですが、別宮の瀧原宮も大変に

素晴らしいところなので、是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

2千年前の原始の自然がそのまま残っていますよ(^-^)

 

 

  瀧原宮

三重県度会郡大紀町872

 

 

 

 

現在、伊勢の神宮の内宮に、高天原からもたらされたとされる八咫鏡が、

そのまま祀られています。

 

そして、皇居の賢所には、そのレプリカか祀られています。

 

つづく