みなさんこんにちは、中今〇ノ丞です。
今回ご紹介する神社は「鳴海杻神社(なるみてがしじんじゃ)」
愛知県犬山市大字羽黒字成海郷109
御祭神
山岬多良斯神(やまさきたらしのかみ)
高於加美神(たかおかみのかみ)
山岬多良斯神とは古事記によると、天日腹大科度美神と遠津待根神の子で、
遠津山岬多良斯神と記され、その意味は遠方の山の崎が満ち足りていること。
つまり山からの水が十分湿す高台のことです。水利のない荒地に住む人々が
、祈りを込めて祀ったのでしょう。
高於加美神は京都の貴船神社の祭神です。龍神さんですので、当社も
龍の彫りものが随所で見られます。
拝殿上にある龍
境内末社
当社は江戸時代は「杻神社(かしじんじゃ)」と呼ばれていました。
こちらの神社の東側に道路がありますが、昔その道路の工事中に縄文時代
後期の歴史時代の遺物が出土しており、この地の古さがよくわかります。
ちなみに、この神社から東へ5百メートルのところに小さな祠があり、
これが「成海神社(式外社)」です。
祭神は鳴海海神で、鳴海杻神社の祖神を祀るといわれています。
このお社は今回で2度目でしたが、4年前に訪れたときは、丁度虹が出て、
私にとっては縁起のいい神社としてよく覚えています。
今回はそのお礼参りもかねての、心待ちにしていた訪問でした。
4年前 初めて参拝した時の虹 ↑ ↓
この神社は魅力が満載で、とても雰囲気がよい、私の好きな神社なので、
今回はここで一端終わりにして、また次回に丁寧に写真を見て
頂きたく思います。
後編へつづく