みなさんこんにちは、中今〇ノ丞です。
「日本は資源がない国」
「だからエネルギーは海外から輸入しなければダメだ」
「エネルギーは海外から買うもの」
でも日本には
「逆に世界に輸入できる資源エネルギーがある」
日本は国際社会から、20年ほど前から「隠れた資源大国」と呼ばれて
いました。
では3回目は「コバルトリッチクラスト」をご紹介します。
参考までに、わかりやすい絵がありまして
(出典:EMIRAより)
コバルト・リッチ・クラストは、海山の斜面や頂部に賦存するコバルト含有率の高い海底鉱物資源です。中部・西太平洋の水深1,000~2,400mの海山に賦存している。
我が国おいては、公海域を中心に昭和62年度(1987年)から調査を実施しています。平成20年度からは、我が国の排他的経済水域の賦存状況調査を開始しました。国連においては、現在、公海上のコバルト・リッチ・クラストに係る国際的な探査規則の検討を行っており、その動向を注視しつつ、我が国周辺海域の調査を実施していきます。
マンガン団塊と類似の鉄・マンガン酸化物で、数百~数千万年をかけて成長した
と考えられる。海山の斜面や頂部の玄武岩等の基盤岩を厚さ数ミリ~数十センチ
で、アスファルト状に覆っている。特にマンガン団塊に比べてコバルトの品位が
三倍程度高く、微量の白金を含み、北西太平洋に点在する海山に多く分布する。
コバルトリッチクラストはレア・メタルの宝庫といわれる。
コバルトは、地殻合有率を1とした場合、約300倍、ニッケルは約80倍、
銅は約20倍、レアアースが約10倍となっている。
YOU TUBEに動画がありましたので、ご参考までに載せておきます。
それでは、次回はいよいよ「メタンハイドレート」についてご紹介
いたします。
つづく