みなさんこんにちは、中今〇ノ丞です。
今回は「国防・防衛」について、毎日新聞社の記事を取り上げてみます。
岸信夫防衛相は21日、京都府舞鶴市の海上自衛隊舞鶴基地のイージス艦「みょうこう」を視察し、乗組員に訓示した。24時間態勢で弾道ミサイル防衛にあたっていることをねぎらい、「日本の安全保障は一層厳しさを増している。国民が安心して生活をするため身を削ってもらっているが、責任は一層重くなっている。国民の期待に応えてほしい」と述べた。
岸防衛相はこの日、弾薬整備補給所を視察した後、みょうこうに乗り込んだ。日本海側で唯一の総監部の舞鶴地方総監部の伊藤弘総監(海将)や「みょうこう」の大谷三穂艦長(1等海佐)ら指揮官の名前を上げ、「背負うものは大きい。各指揮官は誇りと責任を持って任務に当たっていただきたい」と語った。【塩田敏夫】
〇ノ丞:さて日本の北朝鮮からの弾道ミサイル防衛などの安全保障については、
以下、抜粋して載せておきましょう。
参照図表III-1-2-3(総合ミサイル防空のイメージ図)、
図表III-1-2-4(BMD整備構想・運用構想(イメージ図))、
II部5章1節3項4(弾道ミサイル等に対する破壊措置)、
資料11(わが国のBMD整備への取組の変遷)
(出典:令和2年版防衛白書より)
〇ノ丞解説:日本の弾道ミサイル防衛については、すでに時代遅れとなっている
ため、現在自民党内では新たなイージス艦の建造が検討されています。
また、海上自衛官の人手不足も懸念材料としてあるので、海上自衛隊に一部
の任務を陸上自衛隊でカバーできないか、ということも検討されています。
いずれにせよ、世界の弾道ミサイルのレベルは、例え迎撃システムを配備した
ところで対応できないところにまで達しています。つまり飛んできたミサイルを
撃ち落とすことは事実上不可能で、撃ち漏らしがでる可能性が大の状態です。
上記の理由から、敵基地攻撃能力を高めて、弾道ミサイルを発射する兆候を衛星で
キャッチした瞬間に、その発射しようとしている場所にピンポイントで攻撃して、
未然に発射を防ぐことが大事なのではないか、という議論に今は移ってきています。