(出典:国史絵画)
みなさんこんにちは、中今〇ノ丞です。
神武天皇が故郷の日向を出発して、近畿地方の大和にて最初の天皇
として即位するまでの物語の9回目です。
<前回の続きから>
古事記より
《また其の国より遷(うつ)り上り幸(い)でまして、吉備の高嶋宮
に八年坐(いま)しき》
多邪理宮にしばらくおられて、また総勢をひきつれて吉備国(現在の岡山県)
まですすまれました。
この地の高島宮におすまいになり、お供の人々の食料や舟をつくりだしたり
して、東行の用意万端をととのえられました。
吉備の人々は、命(みこと)の一行からいろいろなことをおしえて
もらいました。塩つくりもしました。魚もよくとれるようになりました。
いつの間にか長い年月がたちました。
さて、この高島宮跡については諸説ありますので、下記のHPをご参照ください。
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https://ryobo.fromnara.com/palace/p001-4.html
(出典:「歴史人」より」