みなさんこんにちは、中今〇ノ丞です。
夕刊フジZAKZAK記事より、5月8日の記事からの転載です。
自由民主党の有志グループ「日本の尊厳を国益を護る会」が5月7日総会を開き、
対中国の日本による経済安全保障の議論が活発に行われた、という記事です。
議論内容を各項目別に、私〇ノ丞が簡単に解説してみましょう。
① 国内半導体の再興
近頃では東芝の買収問題など、海外の企業に買収されることで、せっかく培った
日本の根幹ともいえる半導体技術を易々と取られてしまうことを防ぐ。
②NSS経済班や内閣情報調査室などの連携強化による情報収集・分析・戦略立案の能力向上
いわゆるインテリジェンス活動を強化し、中国による莫大な資金を投じた日本
国内の工作活動で技術が盗まれるのを防ぐ、等が目的。世界の先進国では、常識
とされるが、日本にはスパイ防止法がないため、日本はスパイ天国と言われてい
ます。
日本の技術が盗まれてそれが軍事に転用されたりするそも防がなくてはいけません。
③機微技術や個人情報を扱う大学や企業が外国から出資を受ける際のルール強化
これは、日本人でも裏では中国企業やその個人と繋がっている人物がいるので、
もっとそのルールを強化するといういうことでしょう。
政治家でも親中派と言われる議員がいて、日本よりも中国・韓国などの国に有利に
なるよう働きかけている議員もいて、例えば献金なども表向きは日本人に見せかけて、裏では中国と繋がっていたりするので、そういったことは国民にはわかりずらい。
なので、規制が必要なのです。
日中友好といっても、中国は独裁国家で憲法の上に共産党が位置している。
中国は憲法9条を採択していないし、そもそも日本の民主主義の考え方とは
まるで違うのを理解しなければいけません。
ミサイルを日本に向けている国家に、対話だけでは通じません。それが国際常識
です。
今回のコロナウィルスでも明らかなように、中国に依存していると国内の
生産はストップするし、空洞化してしまう。
以上、これらの提言は中国の人権や国際ルールを無視する暴走をとめ、日本の産業を
守り、ひいてはアジアの平和と安定を築くために、日本が率先して示していかなければならないし、そのためにどうしても必要なことなのです。
政・財・官に深く浸透している「中国礼賛」、まるで中国をご主人様のように扱い、
おべんちゃらを言い、追随しようとする考えは根深いものがあります。
まだ独立国家として体を為さないのが、今の日本の実態。
政治を政治家に丸投げして任せておくのではなく、主権者である国民一人一人
が関心を持ち、自分の家族や愛する人を護るためにこそ、憲法を改正する必要が
あるということを、知らなければないないと思います。
自民党の保守系グループ「日本の尊厳と国益を護(まも)る会」(代表・青山繁晴参院議員)は7日、国会内で総会を開き、政府に対し、経済安全保障体制を強化するよう求める提言をめぐって議論した。中国に対する警戒が背景にあり、国家安全保障局(NSS)経済班といった経済安保の専門部署の充実強化などが柱となる。
執行部は、(1)日の丸半導体の再興(2)NSS経済班や内閣情報調査室などの連携強化による情報収集・分析・戦略立案の能力向上(3)機微技術や個人情報を扱う大学や企業が外国から出資を受ける際のルール強化(4)サプライチェーンの国産化と中国依存脱却(5)対共産圏輸出統制委員会(ココム)の中国版の創設検討-などを提案。異論はなかった。
出席者からは、軍事科学研究に反対してきた日本学術会議を挙げ、「役に立たない。仮称・安全保障科学技術会議を新たに作るべきだ」との意見もあった。