中今〇ノ丞の「まあるく生きる」

人生をどう生きたらいいのか、一緒に考えよう

一番最初の天皇 神武天皇  ⑭

  

f:id:nakaimamarunosuke:20201108095732j:plain

 (出典:国史絵画)

 

みなさんこんにちは、中今〇ノ丞です。

 

神武天皇が故郷の日向を出発して、近畿地方の大和にて最初の天皇

として即位するまでの物語の14回目です。

 

 

 <前回の続きから>  

 

 

五瀬命(いつせのみこと)の陵(お墓)とみられる円墳が、和歌山市和田

五瀬命を祀る「竃山神社(かまやまじんじゃ)」の本殿の裏にあります。

                 ☟  

 

itp.ne.jp

 

詳細情報

◇◆◇ 由緒 ◇◆◇

 このお社は彦五瀬命(ヒコイツセノミコト)を祭ります。命は第一代神武天皇の兄君で、大和平定の途中戦傷、雄水門(ヲノミナト)で亡くなられ竈山(カマヤマ)に葬られました。今から千年程前の国の法律である延喜式神名帳に「紀伊国名草郡 竈山神社」とあり、古くから官幣に与る皇室御崇敬の大社でありました。
しかるに、天正十三年豊臣秀吉根来寺を伐った時の兵禍により、社地社領を没収され、社殿を始め宝物・古文書など一切を失ひましたが、寛文九年和歌山城徳川頼宣が再建、歴代の尊崇を捧げました。
 明治十八年四月二十二日官幣中社に列せられ、大正四年十一月十日官幣大社に昇格、昭和十三年には国費及び崇敬者の献資を以て、社殿を造営し境内を拡張して現状となつてゐます。大東亜戦争は、人種的差別の撤俳に近づき、東亜諸国の独立といふ大目的を遂げた点で成功と申せませうが、我国自体は敗戦の惨苦を具さになめさせられました。「身を殺して仁をなす」とはこの事です。日本の国のあけぼのに、五瀬命のお示しになつたのもこの事です。
 寛政六年の冬、本居宣長はこの社に詣で
「をたけびの かみよのみこゑ おもほへて あらしはげしき かまやまのまつ」
と詠まれました。竈山の岩根に鎮まります御神霊は、この日本の基礎であると共に、永久に世界の安定と発展とをお守り下さることでせう。
(竈山神社御由緒より)

◇◆◇ 祭神 ◇◆◇

(本殿)彦五瀬命
(左脇殿)神日本磐余彦命、御毛入沼命、稲飯命
(右脇殿)高倉下命、可美眞手命、天日方竒日方命、天種子命、天富命道臣命、大久米命、椎根津彦命、頭八咫烏

(竈山神社HPより)

 

 

続き

 

古事記

「故神倭伊波礼比古命(かれかむやまといはれびこのみこと)、其地(そこ)

より廻り幸(い)でまして、熊野の村に至る時に」

紀国・竃山(かまやま)に兄の五瀬命を葬ったイハレビコ。

 

日本書紀

「軍名草邑(なぐさのむら)に至り、則ち名草戸畔(とべ)というふ者を

誅(う)つ」

 

その後イハレビコは、現在の和歌山市内の名草山付近に勢力を持つ名草戸畔という

首長を討伐した。

 

f:id:nakaimamarunosuke:20201108100057j:plain

(出典:「歴史人」より」

 

 

 

www.nakaimamarunosuke.com

 

 

www.nakaimamarunosuke.com