みなさんこんにちは、中今〇ノ丞です。
80年代初期に解散してしまった「オフコース」
あれからもう40年も経ち、今となってはすっかり伝説になってしまいましたが・・・
ご存知の方もいらっしゃるかとは思いますが、簡単にですが略歴を説明しますと、
オフコースは小田和正・鈴木康博さんから始まり、最初はフォーク調の曲が多めで
したが、後に3人のメンバーが加わってバンド形式となり、80年初めに名曲
「さよなら」の大ヒットで一躍有名となりましたが、メンバーの思惑からかけ離れて、あまりにも「小田色」が強くなったため、鈴木のやっさんが脱退を表明したために、一時解散となりました。
その後、鈴木のやっさん抜きの4人のメンバーで、再び再始動しましたが、活動
数年で、再び解散いたしました。
私が好きな曲の多くは、鈴木のやっさんがいた初期から80年初期までです。
小田さんはわかりやすい、いかにもヒットしそうな曲ばかりを書いていたので(
実際にその通りになってはいたが・・・)、レコード会社や事務所としては
当然小田さん押しとなるのは仕方のないことではあったのでしょうが・・・
残念(*´Д`)
この当時のオフコースの良さというのは、小田さんと鈴木のやっさんというツイン
ボーカルという側面だけではなくて、鈴木のやっさんのプロデューサー・アレン
ジャー的な才能も、この時の小田さんの曲をさらに磨きのかかったよいものに
仕上げる後押しをしていたのでは、という側面もあったと私は思うのです。
なので、小田さんは今でもソロとして、ときたまCMなどでその声を聴かれるほど、
ヒットメーカーとしての実力と存在感はいまだ健在なのですが、やはり
「何か物足りない」
と感じるところがあるのは私だけでしょうか・・・
さて今回は初期のオフコースの、数多くあるヒット曲の中から、私が特に好きな
曲を今回はご紹介したいと思います。
それではまずは「愛の唄」からお聴き下さい(愛の唄は11分頃からです)。
☟
小田さんの歌声と、鈴木のやっさんのハモリがあるからこそ、この曲が素晴らしい
ものとなっています。
オフコースの曲のすべてにある「情緒感」たっぷりの曲です。
小田さんの曲ってメロディももちろんキレイなんですが、歌のツボというか韻という
ものを良く心得ていて、詞や言葉のもつ音の抑揚を上手くメロディに載せれて、しかも聴く人の心に残る歌い方のできる、ほんと天才的な人なんですよね。
まるでショパンのようだな、と思う時があります(風貌も似てるでしょ?)
ショパンもメロディが綺麗で繊細で、それでいていやらしさ(受け狙いという意味
で)のない、おしゃれさがありますよね?(あくまで個人的な見解です(・´з`・)
まあ、小田さんと鈴木のやっさん二人は工学系大学卒の理工系の人達で、音楽理論
もバッチリで、この当時で分数コードを使ったりと、フォーク出身としては珍しい
音作りをされていた二人。
日本人独特の心の色合いや情緒感を、テンションを使ったコード、また転調などを
使って巧みに表現している曲もありますね。
それでは続きまして、ライブでよくやっていた「喜びのメドレー」。
これは初期のヒット曲をメドレー形式で繋げたもので、それぞれの曲の「おいしい」
ところを集めています。また、オフコースの演奏技術の高さも味わうことができる
のも魅力です(喜びのメドレーは9分20秒あたりからです)。
☟
メドレー内容は、最初から「別れの情景1・恋はさりげなく・ロンド ・眠れぬ夜・
秋の気配・潮の香り・ ワインの匂い・幻想・再び別れの情景1」の順です。
いつまでも心に残る「情緒感」のある歌ばかりですね。
以上、今回は大好きな「オフコース」について語ってみました(∩´∀`)∩