みなさんこんにちは、中今〇ノ丞です。
「田光神社」後編です。
それでは、有名な弘法大師お手植えの楠の写真を何枚か掲載いたします。
樹齢は千年を超えている大楠
改修工事の人が映っていますが・・・
直接木に触れる事はできません
白龍社の後ろにある龍神池
この道路は神社の北側ですが、総代さんの話しによれば、昔はあの市営住宅の辺りまで
はこの神社じ同じ高さだった。そして大きい池があったとのこと。
こちらの神社北側には稲荷社が二つありまして、一つは他の所から移したもの
ということでした。(しかしこの神社は巨木が多いです)
こちらは西側。
もう一つの稲荷社。
こちらは北側
本殿の改修工事の真っ最中(現在は完成しています)。
こちらの御本殿は、元々熱田神宮の龍神社のお社をこちらに譲ってもらったもの
だそうです。
名古屋市営バスも友情出演・・・
拝殿内にある、小さなお社がぼんやり見えますでしょうか?
丁度この時は稲荷社、本殿、渡殿の改修工事が始まっていまして、本殿の神様は
拝殿の中にございますこちらの小さな社に遷座されていました(現在は本殿が
完成されています)。
総代さんによれば令和2年2月に遷座祭が行われ、20年に一度の伊勢の神宮の遷御の
儀式のように、白い幕で神様が見えないようにして神様に遷御いただく
という儀式をされたと伺いました。(感激もひとしおだったそうです)
境内末社の八剱社と白山社
上の写真左側のお社は小さいですが、形はカッコいいですよね。この辺も神社巡りが好きな人にとっては「くすぐりポイント」の一つとして点数が高いです(・´з`・)
総代さんはこちらの神社についてかなり研究をしておられまして、古代のこの近辺の
豪族や遺跡、尾張氏との関係などについて、色々とお話し下さいました。なので
私も9年ほど前から尾張式内社や神社の歴史、古代からの皇室の歴史などに
ついて今まで勉強してきたことを色々とお話しいたしましたら、大変喜んで下さい
まして、結局一時間以上も話が盛り上がって大変良い日と相成りました。
(多分居酒屋とかだったら朝まで話しているでしょう・・・)
その他、織田信長の桶狭間の戦いのルートや、熱田神宮との位置関係、昔は田光神社
の南側に盛り上がった山みたいな場所があった(宝剣山と言われていましたが)など、話しは尽きませんでした。
詳しい由緒書の資料などを後日送りますよ、ということでお別れしました。
なお、この神社は大変御神気が強くて、個人的にはすごく好きな神社の
一つです。今までの経験上、古代の豪族が住んでいた地域にはかならず
重要な歴史と祭祀場があり、だいたいその近辺が現在の神社になっています。
元々そのような神聖な場所なので、たいがい御神気が強い所が
ほとんどです。また雰囲気も穏やかで、それを肌で感じる気がします。
なお専用の駐車場がありませんので、私はいつも近くのコンビニで買い物
をしてから参拝しております。
おまけ:現在はこのような立派な絵が、拝殿横に掲げられています。