中今〇ノ丞の「まあるく生きる」

人生をどう生きたらいいのか、一緒に考えよう

在外選挙人名簿登録申請 「ささやかな朗報、と言いたいですが、ほんとうは画期的 !」青山繫晴参議院ブログより

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みなさんこんにちは、中今〇ノ丞です。

 

取り急ぎ、ブログにてお知らせいたします。

 

この度、海外の日本人の方々も今年7月の参議院選挙選挙で投票を行えるように

なったということを、当ブログにて度々ご紹介しております自由民主党青山繁晴

参議院が、ご自身のブログにて掲載されましたので、そのまま転載いたします。

 

 

下掲の文書は3月23日に外務省から青山繁晴参議院に渡された紙だそうです。

 

 

 

~以下青山繁晴ブログ「On the Road」より転載~

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※きょう3月23日水曜に、外務省から渡された紙です。
 手書きで日付を入れているのは、ぼくのボールペン書きです。

▼海の外には、わたしたちの同胞がおよそ140万人いらっしゃいます。 ( いつも申すように、外務省の当てにならない試算です。もっと多いという見方で、実は、その外務省とも一致しています )
 この同じ日本国民のかたがたに、ほとんどの国会議員は、関心がありません。

 安倍晋三総理 ( 当時 ) に「同じ日本人なのに、なぜ海外に居るだけで10万円の給付が無いと、最初から決まっているのですか」と問うたときに、安倍総理もまた、関心が薄いのをありありと感じました。
「なぜ最初から決まっているのですか」という聴き方をしたのは、同胞が棲んでおられる国によって事情が異なるからです。
 不肖ながらぼくが、まずは同胞の実情をちゃんと把握することから提案し始めた当初から、「勝手に日本を出ていった人になぜ構う」とか「きっと恵まれた暮らしをしているんだ」とか「外国人でも支援金を支給してくれる国があるじゃないか」と、ぼくを非難する声が山のように届きました。 ( 実際のコメントはもっと烈しかったです )

▼それでも、主権者の意見は自由です。
 問題は、なぜ、国会議員が関心が無いのかということです。

 国会議員とは、日本人を最後のひとりまで護るのが使命です。
 国内にいらっしゃっても、海外にいらっしゃっても、同じ日本人です。だから同胞という言葉があるのです。
 拉致事件がいつまで経っても解決しないことの、背景のひとつとも考えざるを得ません。

 ふつう、国会議員は常に選挙のことを考えています。
 日本だけのことではありません。諸国を歩いてもそうです。
 選挙を考えず、政治献金、政治資金集めパーティ、団体の支持すべてお断り、後援会なく後援会長もいないという国会議員は正直、これだけ世界をまわっていても、正直、おのれ以外に見たこと、知り合ったことが無いです。
 不肖ぼくにとってはごく自然な行動というだけのことですが、もう一度言います、ふつう議員はいつも選挙のことを気にしています。
 昔から「猿は木から落ちても猿だけど、議員は選挙に落ちたら、タダの人」と言いますね。
 ぼくは議員も、自分を含めてタダの人だと思っていますが、それでも、選挙に落ちたら議員活動は突然、皆無になるのですから、選挙を常に考えているのも、公平に申して保身だけとは言い切れないとも考えています。

 つまり、海外の同胞が、これも外務省によると大半、国政選挙の投票に行かないということが、国会議員の無関心の理由のひとつになってしまっているのです。

▼では、なぜ、選挙に行ってくださらないのか。
 実は、海外で投票するには「在外選挙人名簿」に登録する必要があります。
 この登録をするには、日本国民が在外公館 ( 日本政府が各国に置いている大使館、領事館など ) に行かねばならなかったのです。

 これは、ヒドイ。
 例えばアメリカだったら、その登録をするだけで飛行機に乗って行かねばならないことが常識的に起きます。
 アメリカ全土には在外公館が領事事務所も含め18館もありますが、アメリカは広いのです。
 想像するだけで分かりますが、実際に、飛行機に乗って最寄りの在外公館に行かねばならない同胞が沢山いらっしゃることを確認しました。

▼そこでぼくは、10万円給付の実現への努力のほかに、この「在外選挙人登録」を在外公館に行かずともできるようにする改革を、ずっと外務省とそれから総務省こゝろある行政官 ( 官僚 ) に働きかけ、協議を重ねてきました。
 急逝された和田幸浩・外務省総務課長 ( 当時 ) もそのひとりです。
 和田さんの後任に急遽、就任なさった三宅史人総務課長は、全体の取りまとめに力を尽くしてくれました。
 きっと和田さん、天国のホームベースの上で、喜んでくれています。

 こうしてついに、実現しました。
 しかも外務省、総務省とも踏ん張って、直近の国政選挙である参院選に間に合うようにしてくれました。
 上掲の紙の2枚目を見てください。
 登録には、2か月ほど掛かります。参院選の公示は、6月22日だと、先日の自由民主党大会で茂木幹事長によって公表されました。
 さぁ、主権者・国民のみなさん、あなたの番です。
 すぐ登録に掛かっていただけますか ?

 主権者として、海外にいらっしゃるみなさん、紙の1枚目の「3」を見てくださると、要は、新たに必要な書類は「出頭免除願い」だけだと分かります。
 ビデオ通話も、安全が確保されるように工夫してくれました。

 ここまで役所を動かしたのですから、もう一度、申します。
 主権者の出番です。
 どっと海外から投票してください。
 すると日本が変わります。
 これぞ、民主主義の真骨頂、醍醐味なのです。
 独裁国家のロシア、中国、北朝鮮との違いなのです。

 ウクライナの悲劇をアジアに起こさないためにも、いよいよ投票に行ってください。
 伏して、お願いします。
 官庁の中に生まれた、良心派のひとびとを生かすためにも、です。
 ここから先、結果を出すのは、あなたご自身です。