中今〇ノ丞の「まあるく生きる」

人生をどう生きたらいいのか、一緒に考えよう

【青山繁晴】カーボンニュートラル、日本の自動車産業の採るべき道は?[桜R4/11/4]

 



みなさんこんにちは、中今〇ノ丞です。

 

今回は、「チャンネル桜」で青山繁晴参議院議員が出演している

「答えて答えて答える」にて、昨今もてはやされている新語の

カーボンニュートラル」について、視聴者からの質問に対し、

青山繁晴参議院議員が、国会議員として、またレーサーとして答えて

おられる動画の紹介です。

 

全ての車をEV化、電気自動車にすれば地球の環境はよくなるのか?

その疑問に真正面から答えられています。

宜しければ参考にしてください。

 

 

 

質問

ヨーロッパやアメリカが2030年~2035年までに、自動車での

ガソリン車とハイブリッド車の販売を禁止するとのこと。

 

これについて、カーボンニュートラルということが理由とされていますが、

これが実は、日本のハイブリッド技術で日本車に太刀打ちできないヨーロッパと

アメリカによる、日本車優位を覆そうとする、一つの理由ではないかとも

思われます。

 

このことについて日本はどうするべきか?

 

 

 

青山繁晴参議院議員の答え

今秋臨時国会経済産業委員会(10月27日)が開かれて、野党の参議院議員から

「日本はEV化することが絶対に正しくて、現在遅れているのがけしからん」

との意見が出た。

 

 

●過去に韓国車に負けるとも言われていたが、そんなことはない

 

●日本車は故障が少なく、メンテナンスフリーなので、強いから

他国が勝てない。

 

アメリカでも、いまでは燃費がよく、壊れない日本車が優位

 

●車のEV化(電気)をすることにより、日本車のアドバンテージである、長年にわたり

蓄積されたエンジンの技術の優位性が一瞬で崩れてしまう

 

●複雑な機構を持つ内燃機関のエンジンは、技術が優れていないと作れない。

 

●モーターを使う電気自動車だと、その日本が培ってきた技術は必要では

なくなり、そのため日本車の持つ優位性も無くなってしまう

 

●今日の大気汚染の大きな原因は、自動車の排気ガスによるものだとの

認識は間違いはない

 

●しかし、悪いのはエンジンではなくて、排気ガスの中のカーボンである

 

●エンジン、内燃機関の仕組みに問題があるのではなくて、「燃料」に

こそ、最大の問題がある

 

●学者の中にも、燃焼という言葉に対する拒否反応と、燃焼を全否定することの

誤り

 

●燃料を変えること、それはヨーロッパにもある。E-FUELという。

この合成燃料、例えば二酸化炭素と水素を使う.。日本ではハイブリッド車

使ったりされるが、もともとこのE-FUELはそのまま今あるエンジンに使うもので、

排ガスの中の炭素の排出量はほとんどゼロに近くなる

 

●この合成燃料を使えば、EV自動車の必要性がなくなる

 

●例えば、すべての自動車を電気自動車に変えてしまうとどうなるか?

現時点ではその電気使用量に見合うだけの電気をまかなえるはずがない

 

●また、雪で道路の渋滞が起きたときに、ガソリン車ならばガソリンを

運んで急場を凌ぐことができるが、電気自動車の場合は充電に時間が

かかるうえに、なおかつ路上で充電は現在できない

 

●政府が電気自動車を推進しようとしている一方で、夏場には「節電」

を呼び掛けていることの矛盾

 

●電気自動車に全てするのであれば、日本にある原発を全部稼働しないと

間に合わない

 

●エネルギー政策の基本は「ベストミックス」であり、一つのエネルギー媒体に

偏ると、国を維持できない。石油、天然ガス、太陽光などの色んなエネルギー手段

を確保しながら、来るエネルギー危機に備えなければならない。

 

●そういった意味でも、政府が推し進める「電気自動車EV化」は国策としては

とても危険と言える

 

●また、全国のガソリンスタンド事業者の廃業の危機にもなる

 

●欧米では、そもそも電気自動車が売れていない。

また電気自動車に使われるリチウムイオン電池の廃棄物をどうするのかという

問題に対して、何も考えられていない

 

●欧米の言うことに無知に追随しようとする日本政府の精神構造と、

礼賛主義。

 

※詳しくはこちらをどうぞ

 

 

さて、次回はこの「合成燃料」について、詳しく取り上げてみたいと

思います。