みなさんこんにちは、中今〇ノ丞です。
自由民主党の青山繁晴参議院議員が、昨日自民党本部にて自動車業界の
方々と会われて、合成燃料等について議論されました。
昨今の電気自動車(EV)にすればなんでも解決する、といったような風潮に
対して「欧米+アメリカの日本車潰しの手に乗せられてはりませぬ」
と喝破されています。
その様子を、青山繁晴議員のブログ「On the road」よりそのまま転載します
ので、みなさまも、EUとアメリカが提唱する電気自動車(EV化)の真の
狙いを理解していただき、合わせて未来の燃料「合成燃料」についても
知っていただきたらと思います。
以下、青山繁晴ブログ「On the road」より転載
▼きょう11月11日金曜は、朝8時から、自由民主党本部で「予算・税制等に関する政策懇談会」に参加しました。
これは、令和5年度の予算編成と税制改革について、ほぼすべての分野の産業界から自由民主党が公式に意見を聴いていく「懇談会」のひとつです。
わたしは、党の「商工・中小企業関係団体 副委員長」として参加しています。
▼そして今日のこの「懇談会」は自動車産業との議論です。
日本自動車工業会、日本自動車部品工業会、日本自動車販売協会連合会、日本中古自動車販売協会連合会、日本自動車輸入組合がすべて参加されました。
▼この自動車業界側の意見を丁寧にお聞きしたうえで、挙手をして、発言しました。
議員のなかには、こうした業界団体から支援を受けていることを強調しつつ発言なさるひとも居ます。
それはそのひとの生き方です。
不肖わたしは、ご承知の通り、いかなる団体の支援も受けませんから、あくまでも国家と国民の立場から発言します。
ポイントは以下の通りです。
▽今日、お聴きしたご意見は、日本の誇る自動車産業の全体と、550万人の雇用を守るためのご意見だと理解します。
しかしそれであれば、EV ( 電気自動車 ) 万能論に走るのでは無く、合成燃料、e-fuel にもっと積極的に取り組んでいただきたく思います。
EUの日本車潰しの手に乗せられてはなりませぬ。
▽いちばん大事なことのひとつが、実はメディアでも政治家からもほとんど語られません。
それはEUが今のところ言っているように、新車販売をEVだけにする日が来ても、そのとき実際に走っている自動車は圧倒的に、エンジン車、内燃機関で走る車が多いのです。
その中古車が出す排気ガスをどうにかしないと、新車は全部EVでも、環境負荷はたいして変わらないことにもなります。
だから、ほんとうは合成燃料の開発・実用化こそ、もっとも急がれます。
▽先日、合成燃料のための議員連盟が発足し、初会合が開かれました。
ところが、合成燃料に積極的な姿勢で発言なさったのは、燃料メーカーの日揮だけ。
自動車メーカーは、1社がむにゃむにゃ、1社が事実上、「合成燃料なんてやめてください」に近い印象の発言でした。
( ただし、いずれも個人的な印象です )
合成燃料を使う側の自動車産業がこれでは、EU+アメリカの思うままに、日本の内燃機関を含む自動車のアドバンテージが壊され、日本が基幹産業の衰退をみずから招くことになりかねません。
自動車産業は、そのリーダーである自動車工業会の会長が「もし全部、EVにしたら、その膨大な発電量はどうやって確保するのか」という趣旨で問われました。その通りではないですか。
また、ある女子高生が「政府はこの夏、電気が足りないから節電しろ、節電したらポイントをあげると言いながら、車は全部、電気にすると言ってる。めちゃくちゃじゃないですか」と疑問を投げかけているという事実もあります。
わたしたちは、連帯しましょう。どうぞ、合成燃料の実用化と、それによる日本の優秀な内燃機関の存続にもっと積極的になっていただきたいと願います。
▽今日は経産省も来ていますが、経産省は「合成燃料はハイブリッド車のためのもの」という思い込みを作ろうとしている気配があります。
違います。
合成燃料は、従来のエンジン車であっても、炭素を出さないというのが本来の目的です。
悪いのは炭素であって、エンジン、内燃機関ではないという誰でも分かる事実を、もっと国民合意に高めたいと考えます。
▼終わったあと、自動車業界の人たち、それに経産省の幹部とすこし話しました。
業界も役所も、こうした会合のあとにこそ、本音を話されます。
だから「ポスト会合」の時間を活かすことも大切です。
自動車のユーザーだけでは無く、広くみなさんにも関心を持って頂きたいなと考えます。
▼これを終えて、すでに党本部から国会議事堂へ移動しています。
これから議員総会、そして本会議です。
▼「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」は、さらに最新分をアップしています。
アメリカの安全保障が実は、「先祖返り」をしている、それは日本の転機になるというテーマが、これです。
学生インターンの18歳が、恐ろしいほどズバリ聞き、それに真っ直ぐ、わずか数十秒で答え切るのが、ショート動画です。その最新分は、台湾侵攻の具体的シナリオです。これです。
▼きょう11月11日金曜は、朝8時から、自由民主党本部で「予算・税制等に関する政策懇談会」に参加しました。
これは、令和5年度の予算編成と税制改革について、ほぼすべての分野の産業界から自由民主党が公式に意見を聴いていく「懇談会」のひとつです。
わたしは、党の「商工・中小企業関係団体 副委員長」として参加しています。
▼そして今日のこの「懇談会」は自動車産業との議論です。
日本自動車工業会、日本自動車部品工業会、日本自動車販売協会連合会、日本中古自動車販売協会連合会、日本自動車輸入組合がすべて参加されました。
▼この自動車業界側の意見を丁寧にお聞きしたうえで、挙手をして、発言しました。
議員のなかには、こうした業界団体から支援を受けていることを強調しつつ発言なさるひとも居ます。
それはそのひとの生き方です。
不肖わたしは、ご承知の通り、いかなる団体の支援も受けませんから、あくまでも国家と国民の立場から発言します。
ポイントは以下の通りです。
▽今日、お聴きしたご意見は、日本の誇る自動車産業の全体と、550万人の雇用を守るためのご意見だと理解します。
しかしそれであれば、EV ( 電気自動車 ) 万能論に走るのでは無く、合成燃料、e-fuel にもっと積極的に取り組んでいただきたく思います。
EUの日本車潰しの手に乗せられてはなりませぬ。
▽いちばん大事なことのひとつが、実はメディアでも政治家からもほとんど語られません。
それはEUが今のところ言っているように、新車販売をEVだけにする日が来ても、そのとき実際に走っている自動車は圧倒的に、エンジン車、内燃機関で走る車が多いのです。
その中古車が出す排気ガスをどうにかしないと、新車は全部EVでも、環境負荷はたいして変わらないことにもなります。
だから、ほんとうは合成燃料の開発・実用化こそ、もっとも急がれます。
▽先日、合成燃料のための議員連盟が発足し、初会合が開かれました。
ところが、合成燃料に積極的な姿勢で発言なさったのは、燃料メーカーの日揮だけ。
自動車メーカーは、1社がむにゃむにゃ、1社が事実上、「合成燃料なんてやめてください」に近い印象の発言でした。
( ただし、いずれも個人的な印象です )
合成燃料を使う側の自動車産業がこれでは、EU+アメリカの思うままに、日本の内燃機関を含む自動車のアドバンテージが壊され、日本が基幹産業の衰退をみずから招くことになりかねません。
自動車産業は、そのリーダーである自動車工業会の会長が「もし全部、EVにしたら、その膨大な発電量はどうやって確保するのか」という趣旨で問われました。その通りではないですか。
また、ある女子高生が「政府はこの夏、電気が足りないから節電しろ、節電したらポイントをあげると言いながら、車は全部、電気にすると言ってる。めちゃくちゃじゃないですか」と疑問を投げかけているという事実もあります。
わたしたちは、連帯しましょう。どうぞ、合成燃料の実用化と、それによる日本の優秀な内燃機関の存続にもっと積極的になっていただきたいと願います。
▽今日は経産省も来ていますが、経産省は「合成燃料はハイブリッド車のためのもの」という思い込みを作ろうとしている気配があります。
違います。
合成燃料は、従来のエンジン車であっても、炭素を出さないというのが本来の目的です。
悪いのは炭素であって、エンジン、内燃機関ではないという誰でも分かる事実を、もっと国民合意に高めたいと考えます。
▼終わったあと、自動車業界の人たち、それに経産省の幹部とすこし話しました。
業界も役所も、こうした会合のあとにこそ、本音を話されます。
だから「ポスト会合」の時間を活かすことも大切です。
自動車のユーザーだけでは無く、広くみなさんにも関心を持って頂きたいなと考えます。
▼これを終えて、すでに党本部から国会議事堂へ移動しています。
これから議員総会、そして本会議です。
▼「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」は、さらに最新分をアップしています。
アメリカの安全保障が実は、「先祖返り」をしている、それは日本の転機になるというテーマが、これです。
学生インターンの18歳が、恐ろしいほどズバリ聞き、それに真っ直ぐ、わずか数十秒で答え切るのが、ショート動画です。その最新分は、台湾侵攻の具体的シナリオです。これです。