中今〇ノ丞の「まあるく生きる」

人生をどう生きたらいいのか、一緒に考えよう

結局、ごはんと味噌汁が体に良いのだと行きついた ②



 

みなさんこんにちは、中今〇ノ丞です。

 

前回は若杉友子さんの著書とその内容について触れました。

 

 

その中で、書き切れなかった事を幾つか挙げますと、もともと日本人

は腸が長く、肉食をすると消化に時間がかかるため、肉食は向いていない

ということがあります。

 

西洋人は逆に腸が短いため、肉食をしても消化が早いのだとか。

 

戦後の日本人の食生活の欧米化、肉食や乳製品の摂取などによって、戦前よりも

色んな病気が増えたという報告もあり、例えば日本男性の前立腺がんの羅漢率などは、この欧米の食生活との関連がグラフによって具体的に顕著に示されています。

 

 

このような現代人の食生活の西洋化が、どのように日本人の体や健康に

影響を及ぼしているのか、について栄養学の観点などからも色々と

指摘している本が、

 

「疲れない体をつくる疲れない食事」

柏原ゆきよ著

 

です。

 

 

 

 

この本に出会うまでに、若杉友子さんの本を通して、無添加の野菜や米、

食品添加物やマクロビ、玄米食などについてある程度学んでいたので、

柏原ゆきよさんの本の内容は割とスンナリと理解することができています。

 

 

 

さてその内容なのですが、まず食生活は「ご飯と味噌汁を中心に、おかずとの

割合は6対4」ということを仰っています。

 

 

例えばこの本のP150

お米は一日2合を食べましょう

というのがありますが、これを聞くと

 

「え、糖質制限しているのにこんなに食べて大丈夫なの」

とか

 

「おかずはどうしたらいいの?」

 

など色々と疑問が湧くでしょう。

 

 

 

まず、その理由についてですが、P150ページの

「体質改善の第一歩は、朝ごはんの見直し」

として

「物理的に温かく、そしゃくを伴い、胃腸をしっかりと動かしつつエネルギーに

変わりやすいものを選ぶのがベストで、メニューとしては「ごはんとみそ汁」

です」

 

と説明されています。

 

 

この時のご飯のお米ですが、まず若杉友子さんの本では、精米して白米の状態に

してしまいますと、栄養がない、それこそカスの状態になる、ということで

分付き米を推奨されています。

 

ただ分付き米だと、毎回精米したりという手間がかかりますし、また外食したり

やコンビニ弁当などでも、まず精米のごはんなので、分付き米を毎回食すという

のは現実はなかなか難しいものです。

 

 

その白米についても柏原ゆきよさんは、精米した白米の状態でも人間に

必要な栄養素は入っている、と話されます。

 

 

 

また、味噌汁についてもP144ページ

「大豆が発酵した味噌は、大豆がもつタンパク質が吸収されやすいアミノ酸

になっているうえ、発酵によって元の大豆にないビタミン類やアミノ酸が作り

出されている点が栄養面で優れています」

 

そして

 

「さらに味噌汁として野菜、海藻、キノコ類などをたっぷり入れて具沢山

にすれば、さらに栄養価アップです。温かくして食べることで、胃腸に

やさしく、消化吸収も高め、腸内環境も整えてくれます」

 

 

として、味噌汁のほかに良い点を幾つかあげますと

 

●味噌には「高血圧防止ペプチド」という機能成分が含まれ、血圧を上げる

どころか安定させる作用がある

 

●腎臓から塩分を輩出する成分が味噌に含まれる

 

ということで、「一日2回以上、できれば毎食味噌汁をとってください」

と推奨されています。

 

 

 

さて柏原ゆきよさんの本の内容は、幅広くて説明にかなりの時間がかかります。

これからも他の内容についてはゆっくりと記事で説明したいと思います。

 

 

今回はここまで~次回へ続く

 

 

 

 

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