中今〇ノ丞の「まあるく生きる」

人生をどう生きたらいいのか、一緒に考えよう

大塩平八郎と二宮尊徳と・・・



 

みなさんこんにちは、中今〇ノ丞です。

 

 

みなさんは「大塩平八郎の乱」というのはご存知でしょうか?

 

江戸時代に、役人たちの不正が横行し、ある時飢饉で大阪などに餓死者が続出し、

その失政に耐えかねて、大塩平八郎武装蜂起を決行。

豪商たちを急襲したりして事態を打開しようとするも、自身の門人の密告により

計画が発覚したことにより、すぐに鎮圧されたというもの。

正義のため、民衆のために決起するも、結果は弟子たち二十人は処刑され、その

武装蜂起に加わった者たちも処罰される。

 

 

 

その話しを聞いて、

「ではどうしたらよかったのだろうか?」

を自分なりに考えてみた。

 

 

 

 

その結果が、まずは

二宮尊徳翁のようにすればよかったのでは、と思いついた。

 

 

大塩平八郎二宮尊徳はちょうど生まれた年代も近く、今の時代と違っている

とはいえ、もしこの二人が交流していたら、あのような悲劇は起こらなかったのでは

ないか、と思いました。

 

 

当時も幕府や藩に不正や賄賂がはびこり、民衆がその犠牲になっているとしたならば、

まず自分自身が藩にとどまり、もちろん賄賂などは受け取らず、うまく周りと合わせ

ながらも悪に染まらずに高い地位に上って、その地位を使って改革を行うか、

 

 

もしくは、自身が藩での役職で得た高給を蓄えて、それを元にして共済組合なる

ものを作り、基金を作って、無利息で貸し付けを行い、農民を助けるとか。

 

そして自身も農地を耕したり作業し、二宮尊徳翁やあの「銀河鉄道の夜」の

宮澤賢治のように、農民と苦楽を共にするか。

 

 

いずれも二宮尊徳翁が行ったものです。

 

 

つまり、今のいる場所から離れて、外から色々と批判するのか

 

それとも内部から、その腐ったところを自らが動いて変えていくか

 

 

現実はたしかにそういった判断をするのは難しいでしょう。

 

 

でもいくら書物を勉強し、弟子たちに教えて、最後は武力によって力ずくで

変えようとしても、結局は抑え込まれて、多大な犠牲を出してしまった。

過去の歴史上、武力によって変えようと試みて、成功したためしはありません。

武力を使えばたしかに早く解決するように思いますが、人の心がついてきていな

ければ何にもなりません。

 

 

歴史が証明するように、いつの時代も特権階級にいる者たちが賄賂を渡して

不正をはたらいて私腹を肥やしたり、民衆の苦しみを見て見ぬふりをする

など、枚挙にいとまがありませんね。

 

 

安土桃山時代に、かの盗賊の頭だった石川五右衛門が処刑される前に

「悪の種は尽きぬ」

と語ったとか。

 

いくら悪党を成敗したところで、また次の悪さをする人間が出てくるもの。

その悪を狩りとることばかりに目がいってしまい、悪に対する自身の怒りの炎が、

結果として自分自身を焼き尽くしてしまった。

 

その炎は町を焼き、弟子達をも巻き込んでしまい、たくさんの人々の悲しみを

生み出してしまった。

 

 

人のためとはいいつつも、いつの間にか「自分の思想・信条ため」の行動に

なっていなかったか。

そこに個人的な恨みが入っていなかったか。

 

 

 

例えばそれに対して、どれだけ時間がかかったとしても、自らが汗を流し、藩の

中に味方をつくり、協力してくれる人たちを増やしていくことで、少しずつでは

あっても変えていけるのではないか。

 

 

たしかに怒る理由もわかるし、民衆の犠牲が出ているのに、自分の

出世やゴマすりばかりやっている人間を見れば、腹も立つだろう。

 

 

でも、悪を見て怒ったところで、ほんとに変えるところまでいけるのだろうか。

 

 

 

 

私がなぜこのような考えに至ったのかといえば、

 

 

それは、いまそれを実際に自由民主党で実践実行してる人がいます。

青山繁晴参議院議員です。

 

当ブログでたびたび記事にしますが、その理由の一つが、腐ったところの

ある組織をどう変えるか、そのお手本を示しているのが青山議員だから

なのです。

 

 

自由民主党の腐ったところ内側から変える」

 

 

その方法は青山議員は献金を一切受け取らず、資金集めパーティーもしない、

後援会も置かない、団体支持もお断り、という自由な立場で、日々自民党内の

良心派を増やし、官僚も時間をかけて話し、そこでも良心派を育て、マスコミの

若い記者たちをも受け入れて育てる。

自身の睡眠時間は削りに削って、国家国民のために尽くし切っておられる。

 

そして、自民党の朝の部会では誰よりも早く一番乗りする、などという膨大な無駄

とも言える時間と手間を使って人の心を動かし、繋がりを増やしておられ

ます。

 

 

その結果はどうか?

 

 

青山議員が代表を務める「日本の尊厳と国益を護る会」通称「護る会」

は、衆参合わせて84人に膨れ上がり、いまは各分科会を開いて、今まで

自民党がタブー視してきた事案を、解決していこうと行動されています。

 

 

皇位継承や重要土地の規制、スパイ防止法、台湾問題に日本の安全保障

などなど。

 

変えるためには「数」がものをいいます。

 

たとえ少数政党を作って、いくら声高に正しさを主張したところで、変えるのは

実際はほとんど不可能です。

時間はかかっても、人と人とのつながりを増やしていく以外、簡単には

変わりません。

 

 

過去の失敗と同じ轍を踏むことなく、過去に学び、人を動かし、世の中を良くして

いくにはどうしたらいいか?

 

 

それは案外身近に答えがあるのかもしれません。

 

 

 

 

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