中今〇ノ丞の「まあるく生きる」

人生をどう生きたらいいのか、一緒に考えよう

尾張式内社を訪ねて ㊽ 星宮社(上知我麻社・下知我麻社)その2

 

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みなさんこんにちは、中今〇ノ丞です。

 

今回も引き続き「星宮社」「上知我麻神社」

「下知我麻神社」です。

 

愛知県名古屋市南区本星崎宮西622

 

御祭神 

星宮社 天津甕星の神(あまつみかぼしのかみ)

 

上知我麻社 乎止与命 (おとよのみこと)

 

下知我麻社 真敷刀俾命 (ましきとべのみこと)

 

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 拝殿の右側に上・下知我麻社の鳥居があります

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階段を上がり

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見えづらいですが、上知我麻社の石碑が木の陰に隠れています

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こちらは左側の階段

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こちらには下知我麻社の石碑が

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 小高い山の頂上に両社が並んでいます

追記:ちなみに、こちらから見て右の上知我麻社の方が格としては上になります。

ちょうどお社は南を向いていて、写真の右側から朝日が昇るので、そちら側に

格が上のお社が配置されています。

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上からの眺め
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今回2回目の参拝となりました。

 

頂上で上・下知我麻社を参拝したときは、心地よい風が吹いていて

とても清々しかったです。

 

今回、丁度この神社の守をされている方がいらっしゃって、色々とお話しを

伺っていたら、貴重な神社の由緒というか、神社の歴史が書いてある資料

を頂く事ができました。

 

それによると、現在熱田神宮に祀られています上・下知我麻神社

の元宮はこちらの星宮社であると。また、星宮社の近くに千竈通り

という名の道路が昔からあり、その名前が知我麻という名になって

いるのではないか。

 

また、

上知我麻社の祭神は 乎止与命 (おとよのみこと)で、

その娘は、有名な日本武尊の妃である宮簀媛(みやずひめ)

下知我麻社の祭神は 真敷刀俾命(ましきとべのみこと)で、

乎止与命 (おとよのみこと)の后になります。

御祭神はともに尾張の祖と言われています方々。

なので、尾張発祥の地と言ってもいいほど由緒ある神社である、と。

 

詳しい尾張の歴史、年代別の物語、尾張の神社の変遷については

また改めて記事を書きたいと思いますが、いずれにせよこちらの

星宮社、訪れてみる価値は大いにあると思いますよ。

いつまでも、いたいなと思わせる神社でした。

 

なお、こちらのお社には専用駐車場はございませんし、神社周辺に

車を止めれそうな広い所もありませんので、電車を使うか、少し離れた

ところにコンビニがありますので「そこで買い物」をして、それから神社

を訪れてみるのもいいかもしれません(辺りに車を止める所がない

ときは、たいてい私はこのやり方です・・・)。