中今〇ノ丞の「まあるく生きる」

人生をどう生きたらいいのか、一緒に考えよう

憲法を一から学び直そう ④

 

f:id:nakaimamarunosuke:20200627001817j:plain


 

みなさんこんにちは、中今〇ノ丞です。

 

前回の記事の続きです。

 

 

● 国会の立法権

日本国憲法上、国会は「立法権」の担当とされ、憲法は国会を「唯一

の立法機関」とし、立法権を国会が独占することを定めています。

この国会は、国民主権の下、全国民を代表する選挙された議員で

構成されています。(衆議院参議院

すなわち、国会は憲法

1、唯一の立法機関

2、国民の代表機関

という地位が与えられています。

 

 内閣の行政権

日本国憲法上、「行政権」は内閣に属するものとされます。

 

 裁判所の司法権

権力分立制度の下、裁判所に与えられているのは「司法権」です。

 

 

それでは、次は日本国憲法の前文に見ていきましょうか。

 長いので、wikipediaをコピペしました。よかったらご覧下さい。

 

この前文には

1、主権は国民に存すること

 

2、 基本的人権の尊重

 

3、平和主義

が謳われています。

 

 

 

それでは、いよいよ憲法第一条を読んでみましょう。

 

『第一条 天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴で

あって、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基づく』

 

※余談ですが、ここで有名な新古今和歌集707の和歌「民のかまど」

をご紹介いたします。

みなさんもご存じだとは思いますが・・・

 

「高き屋に のぼりて見れば 煙(けぶり)立つ 

民のかまどは にぎはひにけり」

 

なぜ、この和歌をご紹介したかといいますと・・・

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

憲法を一から学び直そう ③

 

f:id:nakaimamarunosuke:20200625183531j:plain

 

みなさんこんにちは、中今〇ノ丞です。

 

前回の記事の続きです。

 

日本国憲法には3つの基本原理があります。

 

❶ 国民主権

 

❷ 基本的人権尊重

 

❸ 平和主義

 

この3つの原理は、それぞれ日本国憲法が究極の価値を置く

「個人の尊厳」の原理に由来します。

 

そうです、主権は国民にあるのです。国民は「主権者」なのです。

 

● 三権分立 ●

 

日本国憲法は「個人の尊厳」の原理に基づき、国民の権利・自由が

国家権力の濫用によって脅かされるこよのないように、国家権力を

● 立法権

● 行政権

● 司法権

に3分し、立法権が国会、行政権が内閣、司法権が裁判所というように

それぞれ異なる機関に担当させることにしています。

f:id:nakaimamarunosuke:20200625183217j:plain

(「憲法のしくみ」から抜粋」 

 

この3つの機関のうち、国会と内閣は、日本国憲法の下では、国会の立法

を内閣が執行し、執行機関たる内閣が立法機関たる国会に対し責任を負う

という議員内閣制を採用しつつ、国民の政治的意思を実現する枠組みが

とられています。

 

 

●国会の立法権

日本国憲法上、国会は「立法権」の担当とされ、憲法は国会を「唯一

の立法機関」とし、立法権を国会が独占することを定めています。

この国会は、国民主権の下、全国民を代表する選挙された議員で

構成されています。(衆議院参議院

すなわち、国会は憲法

1、唯一の立法機関

2、国民の代表機関

という地位が与えられています。

 

 

 

※さて、私達が普段、衆議院参議院選挙などを通して、それぞれの

地域の議員を選んでいるわけですが、その選ばれた議員というのは、

あくまでも国民の代理であるといえ、主権者は私達国民であって、

その国民の意見をそれぞれの議員に託しているわけです。

 

なので、よく選挙が近づくと、テレビのインタビューとかで

「誰に入れてもどうせ何も変わらないよ・・・」という声が聞かれる

ことがありますね。

「主権者は国民」ということを知らないから出る言葉ではない

かなと思います。

「誰かがどこかでやっているな、自分は関係ない」ということでしょうか。

 

国民と政治家はつながっている、そして国のあり方を作るのは

私達「主権者」である国民なのですよね。

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

「ブッタの感興のことば」から学ぶ ❹

f:id:nakaimamarunosuke:20200403181554j:plain


 

みなさんこんにちは、中今〇ノ丞です。

 

今回は「ブッタの感興のことば」から学んでみたいと思います。

 

第17章 『水』

 

五、「『その報いはわたしには来ないだろう』とおもって、

悪を軽んずるな。水が一滴ずつ滴(したた)りおちるならば、

大きな水瓶でもみたされるのである。愚かな人々は、少しずつ

でも悪をなすならば、やがてわざわいにみたされるのである」

 

 

六、「『その果報はわたしには来ないだろう』とおもって、

善を軽んずるな。水が一滴ずつ滴(したた)りおちるならば、

大きな水瓶でもみたされるのである。気をつけている人々は、

少しずつでも善をなすならば、やがて福徳にみたされるのである」

 

 

 塵も積もれば山となる と似ていなくもないですが、

日頃、自分の行動や心の中で思うことは、あまり気にならない

かもしれません。でも

 

「このくらいは別にやっても大丈夫だろう」

 

「人が見ていないのだから、いいだろう」

 

「心で何を考えているかは誰にもわからないのだから・・・」

 

と、誰でも思うことですよね。

 

なるほど、ちょっと悪いことをしたところで、すぐに

何かバチがあたることもないし・・・

 

反対に、道に落ちているゴミを拾ったり、困っている

人を手助けしても、それがすぐに良い結果となって還って

くるわけでもなし・・・ 

 

ですが、それらが積もり積もって、いつか結果となって現れる、

ということですよね。

 

世の中ほんと色んな理不尽なこと、理解できないことのオンパレード

な毎日ではありますが、こういう目には見えない法則があるから

こそ、身も心も正さないとな、って思いました<m(__)m>

しかも、万人に平等にこの法則は働くわけですから。

違う見方をすれば、どんな人でも努力次第で素晴らしい人に

なれる資格が与えられているともいえます。

 

 

ただし、悪いことをしたとしても、そこに心からの反省の

気持ちがあればね。間違いを起こさない人はいないですし。

 

また、失敗は悪なのかもしれないけれど、失敗をして初めてわかる

こともありますよね。

 

 

憲法を一から学び直そう ② 「国民主権」

f:id:nakaimamarunosuke:20200623205235j:plain

 

みなさんこんにちは、中今〇ノ丞です。

 

いよいよ憲法について、内容に入っていきましょう。

 

まずは「憲法とは何か?」からいきます。

それには、3つの重要な答えが考えられます。

 

1.憲法という名前で呼ばれる成文の法典

 形式面に着目した考え

 

2.国家の統治の基本を定めた法である

 これは規定内容に着目した考え

 

3.自由主義に基づいて定められた国家の基礎法

 これは、国家権力を制限して国民の権利・自由を守ることに

ある、という考えです。

 

 

次に、日本国憲法には3つの基本原理があります。

 

❶ 国民主権

 

❷ 基本的人権尊重

 

❸ 平和主義

 

この3つの原理は、それぞれ日本国憲法が究極の価値を置く

「個人の尊厳」の原理に由来します。

 

❷の基本的人権尊重は、さらに

 

① 自由権 ※精神的自由(信教の自由、表現の自由

      ※人身の自由(奴隷的拘束の自由など)

      ※経済的自由(職業選択の自由、営業の自由など)

 

社会権  生存権、教育を受ける権利、労働基本法

 

参政権 国民が国政に参加する権利

 

④その他 プライバシー権、環境権など

 

以上、日本国憲法をざっくりとですが、教科書的な感じでその原理等について

書いてみました。

 

 

それでは、ここからは余談話しになりますので、いましばらくお付き合い

ください。

 

さて、ヨーロッパの国々の、憲法成立の歴史というのはどういうもの

だったかというと・・・

 

もともとは国王が贅沢をしたり、女遊びしたりとやりたい放題で、国民を

ないがしろにするために、これではいけないということで貴族達が国王の

好きなようにはさせない、ということで憲法が作られてきたという歴史が

あります。

 

なので、日本とはその成立過程が大分違うことがわかります。

 

それにヨーロッパの国々のお城というのは、立派な高い城壁があります。

それに反して、京都にある御所の塀はとても低く、すぐにでも

飛び越えることができる高さです。(東京の皇居は元は江戸城でした)

 

これは何を意味しているかというと、ヨーロッパの国王達は、

民衆から襲われるのを恐れて、城壁を高く、頑丈なものに

しているのです。なぜなら、自分達が栄耀栄華をしていて、

国民のことは二の次だからです。いわば「自分達のために

国民がある」という考えです。

 

でも、京都御所は民衆に襲われることが無いために、塀が低いままなのです。

歴代天皇は、民を「おんみたから」と呼び、ご自身を「民の父母として」

考え、民の幸せを祈られてこられたからなのです。

それが、ヨーロッパの君主・国王達との違いです。

 

ずいぶんと長くなってしまいました。次回は「国民主権」について

から述べてみたいと思います。

 

つづく

 

 

 

 

 

 

眞子内親王、佳子内親王 ご拝礼 香淳皇后二十年式年の儀

 

f:id:nakaimamarunosuke:20200622181522j:plain

 

みなさんこんにちは、中今〇ノ丞です。

 

秋篠宮眞子内親王佳子内親王両殿下」が武蔵野東陵(むさしののひがしの

みささぎ)を拝礼された映像をテレ東ニュースがアップしてましたので

ご紹介いたします。

 

 

 

 

 両内親王殿下の拝礼の作法をよく見てください。

祭壇のところでは、決して御自身の後ろ姿を御前に見せない作法を

されています。

 

神道の作法では当たり前のことなのですが、普段皇族の方々の祭祀に臨まれる

お姿を間近で見ることはなかなかできないので、貴重な映像ともいえますね。

 

今回は両内親王方も和装ではなくて洋装でのご拝礼となっております。

 

 

憲法を一から学び直そう ①

f:id:nakaimamarunosuke:20200621181849j:plain

(菖蒲の花)

 

みなさんこんにちは、中今〇ノ丞です。

 

小中学校の時に習ったはずの憲法

この言葉を聞いただけで、 ( ;∀;)

「ムズカシイソウ・・・」

 

とまあ、顔が同じようにムズカシイ顔になり、テンションも幾分

ダウン・・・という、検索ワードからかなりの距離感がある言葉。

 

また、PV数とも同じように結びつかなそうなワード・・・

 

まあでも他のブロガーさんで、このような記事を書いてる人もあまり

いなさそうだし、自分の人としての幅を広げるためにも、一度トライする

価値が・・・(ある?)

 

また、私達の日常でも政治家の不正や逮捕など、マスコミでは連日のように

ニュースとして流れてきますが、ではその政治家達の日頃の活動や、国会では

何をやっているのか、についてはあまり国民に知られる機会というのは

少ないという印象を受けます。

国会のテレビ中継はありますが、平日なので仕事のある人は見れないし、

音声も答弁者だけ流しますので、見えない・聞こえない周囲の国会議員に

よる野次も、国民にはなかなか知ることは難しい。

 

それに、政治家と官僚達とのし烈な攻防も、私達に知られることはまず

ありません。

 

という理由で、PVダウンを承知の上で、またいつも自分の収益には全く

結びつかない記事ばっかり書いていますが、憲法シリーズを一からできる

だけ分かりやすく書いてみます。

Diet of Japan Kokkai 2009.jpg

(国会議事堂・wikipediaより)

 

 

ということで、早速それらしい本に幾つか目を通してみると、いきなり難しい

専門用語が次々と出てくる始末。

こりゃ 難儀ダワィ・・・(ΦωΦ)

 

なので、この膨大な解説の中から「ここは大切なのでは!」という部分をピック

アップして、ポイントのところを記事に書く、というスタイルで試みてみたいと

思います。

 

 

それでは次回、まずは「三権分立」から学んでいきたいと思います。

お楽しみに!

 

 

 

尾張式内社を訪ねて 57 針綱神社と国宝・犬山城

f:id:nakaimamarunosuke:20200523101140j:plain

 

みなさんこんにちは、中今〇ノ丞です。

 

今回ご紹介する神社は「針綱神社(はりつなじんじゃ)」です。

 

愛知県 犬山市大字犬山字北沽券(犬山城内)

 

御祭神

尾治針名根連命 伊邪那岐命 菊理姫命、大己貴命、玉比売命、

建筒草命、建稲種命、建多乎利命、大荒田命、尻綱根命の10神

 

 この内、針綱神社の御祭神は二系統になります。

尾張氏系列ー建筒草命 建多乎利命 建稲種命 尻綱根命 尾治針名根連命

邇波氏系列ー玉比売命 大荒田命

 

この御祭神によって、尾張氏大和朝廷と古代いかに深い関係にあったか

が伺い知れます。

旧県社で格式が高く「尾張五社」の一つに数えられている神社です。

f:id:nakaimamarunosuke:20200523101235j:plain

f:id:nakaimamarunosuke:20200523101308j:plain

f:id:nakaimamarunosuke:20200523101333j:plain

f:id:nakaimamarunosuke:20200523101440j:plain

拝殿前

f:id:nakaimamarunosuke:20200523101908j:plain

御本殿

f:id:nakaimamarunosuke:20200523101630j:plain

眺めがいいです

f:id:nakaimamarunosuke:20200523101735j:plain

 

針綱神社の例祭は、犬山祭りとして有名です。四月の第一土曜日・日曜日に

行われています。

f:id:nakaimamarunosuke:20200523101815j:plain

「  御 由 緒
当神社は延喜式神明帳所載の式内社で本国貞治本には従一位針縄明神又同元亀本には正一位針綱明神とあり、太古よりこの犬山の峯に鎮座せされ東海鎮護、水産拓殖、五穀豊饒、厄除、安産、長命の神として古来より神威顕著にして士農工商の崇敬殊に厚く白山大明神と称えられ濃尾の総鎮守でありました。中古織田信康公市内木の下城を社地に移築せんと御奈良天皇の宣旨を蒙り、天文六年八月二十八日市内白山平(お城の東方にあるお山)に遷座し奉った。爾后六十九年を経た慶長十一年四月八日更に市内名栗町に遷座し奉り、城主成瀬氏代々の祈願所でありました。明治維新の後同十五年九月二十八日名栗町の座地より天文六年迄座地であった現在地に御遷座になり、戦前は県社とし戦後は宗教法人針綱神社(尾張五社の一つ)として近隣の崇敬を集めています」

 

f:id:nakaimamarunosuke:20200523101952j:plain

f:id:nakaimamarunosuke:20200523102031j:plain

面白い雲

f:id:nakaimamarunosuke:20200523102113j:plain

ナニニミエマスカ?

f:id:nakaimamarunosuke:20200523102519j:plain境内社がズラリ
f:id:nakaimamarunosuke:20200523102612j:plainf:id:nakaimamarunosuke:20200523102808j:plain

f:id:nakaimamarunosuke:20200523102856j:plain

f:id:nakaimamarunosuke:20200523102932j:plain
f:id:nakaimamarunosuke:20200523103024j:plainf:id:nakaimamarunosuke:20200523103059j:plain

f:id:nakaimamarunosuke:20200523103202j:plainf:id:nakaimamarunosuke:20200523103238j:plain

f:id:nakaimamarunosuke:20200523103327j:plain

f:id:nakaimamarunosuke:20200523102216j:plain

 こちらは素戔嗚社 立派な社殿です ↑ ↓

f:id:nakaimamarunosuke:20200523103402j:plain

  

無料駐車場は、神社正面の長~い階段の前にあります。

また、有名な犬山城が隣接していますので、混んでいるときは、周辺に

有料の駐車場が多数ございます。

 

 それでは、五年前に行ったときの犬山城の写真を載せておきます。

 

f:id:nakaimamarunosuke:20200620223454j:plain

f:id:nakaimamarunosuke:20200620223544j:plainf:id:nakaimamarunosuke:20200620223625j:plain

犬山城天守閣から見る木曽川

f:id:nakaimamarunosuke:20200620223846j:plain

f:id:nakaimamarunosuke:20200620223916j:plain

犬山城にある御神木 伊勢湾台風のとき雷が落ちて、今はこの姿に 

f:id:nakaimamarunosuke:20200620224052j:plain

f:id:nakaimamarunosuke:20200620224113j:plain

 

現在は改修中で、たしか犬山城には入れなかったと思いますが、

城内の階段はかなり急角度です。