中今〇ノ丞の「まあるく生きる」

人生をどう生きたらいいのか、一緒に考えよう

憲法を一から学び直そう ③

 

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みなさんこんにちは、中今〇ノ丞です。

 

前回の記事の続きです。

 

日本国憲法には3つの基本原理があります。

 

❶ 国民主権

 

❷ 基本的人権尊重

 

❸ 平和主義

 

この3つの原理は、それぞれ日本国憲法が究極の価値を置く

「個人の尊厳」の原理に由来します。

 

そうです、主権は国民にあるのです。国民は「主権者」なのです。

 

● 三権分立 ●

 

日本国憲法は「個人の尊厳」の原理に基づき、国民の権利・自由が

国家権力の濫用によって脅かされるこよのないように、国家権力を

● 立法権

● 行政権

● 司法権

に3分し、立法権が国会、行政権が内閣、司法権が裁判所というように

それぞれ異なる機関に担当させることにしています。

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(「憲法のしくみ」から抜粋」 

 

この3つの機関のうち、国会と内閣は、日本国憲法の下では、国会の立法

を内閣が執行し、執行機関たる内閣が立法機関たる国会に対し責任を負う

という議員内閣制を採用しつつ、国民の政治的意思を実現する枠組みが

とられています。

 

 

●国会の立法権

日本国憲法上、国会は「立法権」の担当とされ、憲法は国会を「唯一

の立法機関」とし、立法権を国会が独占することを定めています。

この国会は、国民主権の下、全国民を代表する選挙された議員で

構成されています。(衆議院参議院

すなわち、国会は憲法

1、唯一の立法機関

2、国民の代表機関

という地位が与えられています。

 

 

 

※さて、私達が普段、衆議院参議院選挙などを通して、それぞれの

地域の議員を選んでいるわけですが、その選ばれた議員というのは、

あくまでも国民の代理であるといえ、主権者は私達国民であって、

その国民の意見をそれぞれの議員に託しているわけです。

 

なので、よく選挙が近づくと、テレビのインタビューとかで

「誰に入れてもどうせ何も変わらないよ・・・」という声が聞かれる

ことがありますね。

「主権者は国民」ということを知らないから出る言葉ではない

かなと思います。

「誰かがどこかでやっているな、自分は関係ない」ということでしょうか。

 

国民と政治家はつながっている、そして国のあり方を作るのは

私達「主権者」である国民なのですよね。

 

つづく