中今〇ノ丞の「まあるく生きる」

人生をどう生きたらいいのか、一緒に考えよう

尾張式内社を訪ねて 51 稲木神社

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(訪れた日は、ちょうど地域の奉賛会の方々が清掃奉仕等をされていました)
 

みなさんこんにちは、中今〇ノ丞です。

 

今回ご紹介する神社は「稲木神社」です。

 

愛知県江南市寄木町稲木96

 

御祭神 

天照大神

大中津日子命

  
 鳥居のすぐ横に石碑があり、そこには
「稲木神社(通称お天道さん)
祭神は天照大神大中津日子命(垂仁天皇の皇子)社格は旧郷社で江南市で最も由緒正しい神社であり此地は和名抄に丹羽郡稲木「伊奈木」とあって古き當郡の地名なれば延喜式神名帳には丹羽郡稲木神社と在り古書に天道の宮と記され今より一千数百年前の大古時代の古社であることは明らかである
古来より皇室の御尊敬が深く中世に至っては尾張藩の信仰が深かった尚當社は丹羽郡稲木の庄五十三ヶ村の総社であった
明治三年九月犬山藩庁に於いて式内稲木神社に確定せられ明治四十四年十二月幣帛供進指定社となり大正十二年二月郷社に列せられた名社である」

と書かれています。

 

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こちらのお社には「祓度大神」すなわち穢れを払ってくれる神様の

お社がございます。なので、まずはこちらから参拝いたします。

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祓戸の神様のお名前は

速開津姫(はやあきつひめ)

速佐須良姫(はやさすらひめ)

気吹戸主(いぶきどぬし)

瀬織津姫(せおりつひめ)

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天道宮と書いてあります

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本殿前の狛犬

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境内末社

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今回、ちょうど神社に地域の奉賛会の方々が15名ほど集まっておら

れまして、清掃奉仕をされておられました。

それで最初に木の枝を切っておられた方に「御朱印を頂きたいのですが?」

とお尋ねしたところ「普段御朱印ほやっていないのだけれど、探してみます」

と気軽に応じて下さり、わざわざ社務所に印を探してくださり、そして

今度は朱肉がないとわかるとご自宅まで取りに行ってくださり、「御朱印

毛筆で神社名と日付を」とお願いしたら、わざわざ近所の書道の先生に書いて

くれるようお願いしに行って下さったりと、こちらは終始恐縮しながらも、

全て動いて下さって、全くもって嬉しく、有難い気持ちで一杯でした。

 

そして、その奉賛会の方々も皆仲が良くて、ほんと嫌な顔も見せず、

終始冗談交じりで対応下さったことがとても印象深かったです。

ほんとうに良き日に参拝させてもらいました。

 

こういう地域の雰囲気を垣間見ると、やはりそれが神社の雰囲気にも

影響するというのを、常々感じています。

 

 

f:id:nakaimamarunosuke:20200418183514j:plainこちらは、御近所に住まわれておられる書道家の「奇洞」さんにわざわざ書いて

いただいたものです。 達筆です。(書の見事さがよくわかるよう、印を別にしてもら

いました)

 

稲木神社には、専用駐車場が神社の左手に整備されています。