中今〇ノ丞の「まあるく生きる」

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式内社とは? 神社の豆知識

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伊勢の神宮 内宮)
 

みなさんこんにちは、中今〇ノ丞です。

 

今回は、私がちょくちょく神社の記事で挙げている

 

式内社

 

とは何かについての簡単なご説明をしてみます。

 

式内社とは平安時代中期に延喜式神名帳に記載された

神社のことで、全国に計2861社あります。

 

まずはネットで検索すると

↓↓↓

世界大百科事典 第2版の解説 

延喜式》巻九,十,すなわち〈延喜式神名帳〉に記された3132座,2861所の神社のこと。座は祭神の数をあらわし,一社に2座,3座まつられていることもある。単に式社,また延喜式内社ともいう。これ以外を式外社ともよんだ。古代律令体制下,宮中,京中,五畿,七道内の有力神社に対し,祈年祭などに,神祇官または国司より幣帛を奉ったが,その神社である。起源は不詳であるがおよそ7世紀末の白鳳期ころからとみられ,しだいに数を増して,10世紀の延喜ころまでにそのような数になったものとみられる。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

 

 

 

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

律令(りつりょう)時代の法典のなかで弘仁(こうにん)貞観(じょうがん)の二式およびその後の式を集大成した『延喜式(えんぎしき)』(50巻)には、神祇(じんぎ)関係の法規が冒頭10巻にわたり記されている。その巻9「神名上」、巻10「神名下」は、それら神祇関係法規の適用される範囲の神社名を列記したもので、この2巻すなわち『延喜神名式』(『延喜式神名帳』ともいう)に登載された当時の官社3132座(一社で複数の祭神が登載された神社もあり、社数では2861社)を式内社という。したがって『延喜式』成立の927年(延長5)以前創建の神社となり、いずれも1000年以上の歴史的生命のある宗教施設となる。それだけに廃絶した式内社や、それに該当すると称する神社が複数で論争している式内社もなかにはある。[白山芳太郎]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

 

 

式内社とは全国の数ある神社の中でも、創建から1000年以上は経っている

という、古くて由緒ある神社ばかりなのです。

なので、式内社というわれる神社の栞なんかには、由緒書きには決まって

「創建年代は不詳なれど~」と書いてあるものが多いです。

 

式内社のように古い神社の一つの傾向といたしましては、古来その土地の豪族の

住居やその古墳があって、そこに付随して祭祀を行う場所があり、そこが神社に

なっていった、というものも多いかと思います。

 

なので、古墳と神社ってセットになっていることが多くて、その神社の歴史を

調べることは、その当時の豪族の歴史とリンクしているのも特徴としてありますね。

 

みなさんの地元にも、もちろん式内社がございます。

一度近くに式内社がないかネットで調べてみて、その神社の歴史などを

読んで、行ってみて下さい。

1000年以上、その土地を守り続けて下さった神様です。

感謝しかないですよね。

 

きっと神様も喜ばれると思いますよ。