みなさんこんにちは、中今〇ノ丞です。
今回で5回目となりますが、プレス・金型職人の岡野雅行さんの
著書『人生は勉強より世渡り力だ』から学んでみたいと思います。
『俺は「義理を欠く」ていうのが一番嫌いだ。 義理だなんていうと
「古くせぇ」と思うかもしれないけど、人づき合いで義理ほど重要な
ものはないんだよ」
『最初に仕事を紹介してくれた人、情報を持って
きてくれた人、つまり最初に井戸を掘った人の
恩は、絶対に忘れちゃダメだ』
義理と人情なんて言葉は、今では死語かもしれません。
ただ、私もモノづくりに携わっている経験から、この岡野さん
の言葉は肝に銘じていますし、よくわかります。
仕事では営業が仕事を取ってきて、それを工場で図面通りにモノを
作るわけですが、その営業自体の人間性というものは、やはり重要です。
お互いが誠実になって良いモノをつくる、そこに連帯感を
作り、お互いを尊重し合ってやっていくのが道理です。
しかし「金さえ儲かればいい」という考えで、社員を長時間
働かせることに何の罪悪感もない、社員を自分の召使いかのように
扱う人間がいたとしたら、やはりこちらも「何とか花を持たせて
やろう」という意識は当然ですが薄くなります。
相手が困ったときに「あいつには以前、困った時に助けてもらったな。
よし今度はこちらが恩返しする番だ。何とかしてやろう」
こういうのが義理と人情だと私は思うわけです。
みなさんはどう思いますか?