みなさんこんにちは、中今〇ノ丞です。
私が10代の頃のギターヒーローといえば、バンド VAN HELENのエディこと
「エドワード ヴァンヘイレン」
今回は私が勝手に選ぶ、そのエディの ベストパフォーマンスをご紹介したい
と思います。ご興味がある方は是非ご覧下さい。
このライブは1988年頃のもので、「JUMP」が大ヒットしたアルバム
「1984」の次のアルバム「5150」を出してからのツアーの映像です。
個人的には、エディのギタープレイの頂点は「戒厳令」から「1984」
発表当時ぐらいだと思っています。
この「サマーナイツ」のギターは全体がグラファイト製のスタインバーガーを
使っていて、曲の途中でギターのトランストレム機能を使って転調したり、踊り
ながらタバコをせわしなく吸いながらプレイしたり、途中のソロの部分ではタッピ
ング(右手で弦を叩いたり、ハーモニクスを出す)したり、はたまたタッピングの
重音バージョンやワイドストレッチによる速弾き、また、歌の時のギターのバッキ
ングもかなり独特のものだったりと、まあエディの持つ得意技がほとんど網羅され
ています。
ギタープレイはもちろんのこと、楽しそうに難しい技を次々と披露していく
ところ、またその表情なども含めて、この「サマーナイツ」が一番輝いていて、
初めて観る方にとっても大変わかりやすいパフォーマンスの映像であると思って
います。
エディのギタースタイルは、もともと幼少時からピアノを習っていることもさる
ことながら、同時にヴァイオリンも習っており、ギタープレイにもその辺りが
色濃く反映されているといえましょう。
例えばギターを弾くときにあまり指板を見ないところがありますが、これもヴァイ
オリンにはフレットがなくて、音を自分で探らないといけないところとかも、やはり
ヴァイオリン経験者によく見られるところであります。
と同時に絶対音感も持っているでありましょうから、自分の頭に浮かんだ
音を、すぐに楽器に置き換えられます(イングヴェイ・マルムスティーンや
アランホールズワースなどもヴァイオリン経験者なので共通するところがあり
ます)。
なので他のギタリストと違って、ギターを「自分の音楽を表現するための
ツール」という感じで使っていると思います。そこが他のロックギタリストと
との違いといえるかな。
それに比べて他のギタリストには、速弾きが凄くてもどこか「シーケンサー」
的な、いわゆる機械的に聞こえてしまうところがあります。
最後に、私が10代の頃よくエディのギタープレイをコピーして音楽の
面白さ、楽しさ、カッコ良さを教えてくれたエディ。
一つの記事ではとても語りきれる人物ではありませんが、一人のスターが
この世からいなくなってしまったことは寂しい限りではありますが、世界中の
ギタリストに影響を最も与えたプレイヤーとして、永遠にその名が忘れられる
ことはないでしょう。
ありがとうエディ!🎸
最後はやっぱりコレで決まり!