みなさんこんにちは、中今〇ノ丞です。
今回は、6月30日に伊勢の神宮にて行われる大祓についてのご紹介です。
(去年の記事のリライトです)
以前も月次祭の記事にてご紹介いたしましたが、6月30日の大祓は伊勢の
神宮の職員も全ての神事となります。
夏の大祓ではありませんが、良い動画を見つけましたので、よければご覧下さい。
☟
それでは9年前になりますが、私が撮った大祓の写真もご覧下さい ↓
榊で穢れを払っているところですね。
写真でもお分りの通り、神職達はキレイに整然と並び、祭典が執り行われていきます。
実際にはウェーブのように、順番に顔を上げていきます。
大祓が終わり、神職たちが斎館に戻るところ
伊勢の神宮は、日本の神社の本宗(ほんそう・すべての神社の上に立つ神社)です。
そして、皇祖神(こうそしん・皇室・天皇のおやがみ)である天照大御神を祀る
ところなので、神職達の立ち居振る舞い、祭典における行事作法などは全国の
神職たちの模範となるべきものであり、その自覚をもって、伊勢の神宮の
神職たちも祭典にあたっていることを、感じ取ることができます。
そしてその立ち居振る舞いから、天照大御神に対する崇敬の念の深さという
ものも感じ取ることができます。
また習礼(しゅうらい)といって、神職達は実際の祭典の日までにたくさんの、
いわゆる稽古をして一つ一つの作法を確認したり、また食べ物も肉食は避けたり
と、この祭典に臨むまでに色々と準備を積み重ねており、それが動画でも
わかるような、流麗な動作となって現れております。
伊勢の神宮に行かれる際は、こういった年間のお祭りを調べて、実際の祭典を
この目で見て、何かを感じることもまた、神社巡りの新たな楽しみともなり
ますよ。
今年も 同様に全国の神社でも夏越しの大祓が行われますが、以前新型コロナウィルスの
影響で中止や参列の制限など、それぞれ対応に苦慮されているところも多く見受け
られるようです。
年が明けてからの半年間、付いた穢れを払うこの神事、毎回伊勢の神宮では神職のみ
の参列となり、参拝者は見物するだけです。
この際、私も心に付いた穢れやいらないものを、同じように掃除して心をキレイに
してみたいと思います(断捨離とかにも通じるのかなあ・・この感覚って)。
※なお、今月6月は大祭でもある月次祭も伊勢の神宮にて執り行われました。
詳細はこちらの記事をご覧ください。
☟
※息抜きにこちらでも・・・
☟