中今〇ノ丞の「まあるく生きる」

人生をどう生きたらいいのか、一緒に考えよう

映画「めぐみへの誓い」

 

f:id:nakaimamarunosuke:20210220195821j:plain

 

みなさんこんにちは、中今〇ノ丞です。

 

 拉致被害者横田めぐみさんの事を映画化されたというニュースです。

クラウドファンディングによって映画の製作費を集められたということです。

 

 

 

横田めぐみさんが拉致されてから43年
初の映画化が民間支援で実現! 

『真実と人間愛で作られた、心を揺さぶるエンターティメントの力』

   

拉致被害者を見殺しにしない。何が何でも助け出す!」との思いを持った多くの同志の皆さんのご支援、思いが結集し、映画が完成しました。本当に有難うございます。来年令和32月劇場公開へ向け準備を進めて行きます。「映画の力で、北朝鮮拉致事件を知らない人や関心がない人、既に諦めてしまっている人々の心を揺り動かし、被害者奪還への行動を起こす。この映画の唯一の目的は、拉致の風化防止ではなく、被害者の奪還です。
 映画の上映、海外への発信へ、まだまだご支援参加を頂いています。
ご希望される方はエンドロールにお名前を明記させて頂きます。(12000円以上ご参加の皆さま)劇場公開は令和21220日までにご支援参加頂いた方までとさせて頂きます。詳細は「ご支援参加」のコーナーをご覧ください。
更なるお声掛けご協力お願い致します!
合わせて、上映して頂ける劇場も大募集中です!
低予算映画故、完成後でないと上映交渉が出来ませんでした。作品としてはOKでも、拉致問題の応援は出来ないと上映を断られることもありました。これも我々が壊す壁の一つです。

 

 

詳しくはこちらからどうぞ ☟

 

www.megumi-movie.net

 

 

 

www.nakaimamarunosuke.com

 

 

www.nakaimamarunosuke.com

 

 

www.nakaimamarunosuke.com

 

プロローグ

― Prologue 

~映画制作への思い~

【忘れ去られようとしている北朝鮮拉致被害者】

 
北朝鮮拉致被害者ってまだ帰って来てないの?」
「もう無理じゃないの。」
 ご存知の様に5人の拉致被害者が帰国してからもう18年の歳月が流れましたが、その後、一人の被害者も取り返すことが出来ていません。横田めぐみさんは拉致をされて今年で43年です。我々は全国の同志と今までに全国各地の活動で既に1300万筆を超える署名を頂いています。拉致被害者救出の為の署名は名前のみでなく住所まで書いて頂く必要があるものです。それでも被害者を取り返すことが出来ない。アメリカ始め諸外国との関係頼りで、被害者を取り返すことは難しいと皆が思い始めています。 
 

【原案は政府拉致対策演劇、そして何故映画なのか】

 
そんな中、年から舞台劇「めぐみへの誓いー奪還―」(脚本・演出野伏翔)が全国各地で上演が行われました。この舞台劇は2010年から二度に亘る劇団夜想会の自主公演として発足。2014年から現在から内閣府拉致対策本部の主催公演となり入場無料で全国各地で公演を行っています。(全国36か所で公演。) お演劇の内容は、横田めぐみさんや田口八重子さんの北朝鮮での生活を中心に描き、過酷な独裁体制の中で常に権力の監視下に置かれ、恐怖とギリギリの背中合わせに生きながら、日本からの救出を今か今かと待ちわびる拉致被害者たちの現実と、そのご家族の愛の闘いを描いています。拉致被害者奪還に演劇?と思うかも知れません。が、現実は違います。講演や集会では伝わらない思いが駅劇では伝わります。家族が可哀そうとか、そんな酷いことがとか感じるのではなく、北朝鮮で戦い我々の助けを待っている被害者の方々に思いが馳せます。集会には来ない方々が劇場には足を運びます。「この演劇を映画化することでもっと多くの方々の心を動かせば、何かが変わるかも知れない。」それが我々製作委員会メンバーの思いです。
 

【何故民間でお金を集めてつくるのか】

 
 日本では、国のお金で作った映画は一般映画館では公開できません。民間資金で映画化することで、様々な劇場で上映可能になります。そして多くの方々からの善意と決意の支援そのものが大きなメッセージになるんです。
 一人でも多くの方々の支援者のお名前をエンドロールで流すこと。このことも大切な目的の一つです。
 

拉致被害者は800人以上】

 
 政府認定の拉致被害者は17名(政府拉致対策本部HP)ですが、日本の警察が「北朝鮮に拉致された可能性がある」と公表している数は約882名(2019年6月18日現在。警察庁HPで公表されてます)です。こんなにひどく残酷な事件にも関わらず十分な報道がなされていないのが現状です。
 あの衝撃的な拉致被害者5人が帰国し飛行機のタラップを降りてくる映像も今の子供たちは知りません。20歳の成人でも当時はまだ3歳で記憶すらありません。署名等の街頭活動をしていても年々、その反応は薄れて来ています。
 署名や街頭活動で本当に被害者を取り返せるのか?でも何もせずこのまま拉致被害者たちを見殺しにする訳には行かない!歯がゆい思いで活動していたそんな中、演劇の持つ力に気が付きました。政府も同じ思いだったのだと思います。
 でも残念なことに、演劇という手段では見て頂ける人の数に限りがあります。これまでに全国36か所で上演しましたが、観客の総数は4万に達していません。
北朝鮮から拉致被害者全員を取り返えす!」為にはもっともっと多くの方々の心を動かす必要があり、それが映画でした。
 

【日本では今まで誰も映画を作らなかった】

 
 日本人の手でこの拉致問題を扱った国内向けのテレビドラマは何本かは製作されていますが、世界各国で上映される事が可能な「映画」というものは一本も存在しません。13歳の少女、横田めぐみさんが拉致されて今年で43年です。
 この世界的に見ても深刻な人権問題であり国家犯罪であるにも関わらず。同じ北朝鮮により自国民を殺されたアメリカはすぐに映画化として国際世論に訴えている重大な出来事を、今の日本映画界では、たった一本も製作できない。いや、しない。それが現状です。 であれば多くの方々と一緒に自分たちで作ろう!との思いです。
 
「見殺しにはしない。出来ることは何でもやる!」
 
北朝鮮による拉致問題は現在進行形の誘拐監禁事件です。
被害者の方々は今現在も必死に戦い耐えながら我々の助けを待っています。その現実から目を背けてはならないと思います。
 
東日本大震災の時、私は秋田にいました。一日半後に停電が復旧しテレビで見た被災地の映像は衝撃的でした。入ってくる情報に耳を疑いました。秋田は幸い直接被害はありませんでしたが、まともに生活できる環境にはなく全く先の見えない状況でした。被災地のことを考えると、秋田になんか誰も構っていられない。物資もお金もそのうち無くなる、陸の孤島になる。そんな空気でした。
 
でも、それでも、多くの人々が水や食料、衣服、ガソリンまで持って被災地に向かいました。現地に行けない人は寄付をしたり節電をしたり「被災地被災者の為に、今、自分に何が出来るか」を必死に考え行動していました。恐らく全国民がそうであったと思います。
 
私は北朝鮮による拉致に対して、皆があの時の気持ちを少しでも持てば、被災地より酷い状況下で何十年も耐えて戦っている被害者のことをもっと身近に感じられれば、拉致被害者を助け出すことが出来ると思います。
全世界の少しでも多くの方々の魂に共感の輪拡げたい。その為の映画です。
 
「自分は、赤の他人のために命を懸けるほど立派な人間じゃないが、目の前で助けを求める人を、見て見ぬふりするほど、まだ腐っちゃいない。これは、まぎれもなく、暴力を持たぬ我らの『北朝鮮拉致被害者奪還作戦』だ!」
 これは製作委員会メンバーの言葉ですが、皆、同じ思いです。
 
横田ご夫妻も他の家族の方々も普通の方々です。本来であれば、日本銀行を退職して悠々自適に孫とゆっくりとした時間を過ごしてた普通のお爺さんお婆さんだった筈です。私たちと変わらない普通の日本人なんです。出来る事ならほんの少しでもそんな時間を取り戻して欲しい。
 
この呼びかけに同じ思いの方々が支援参加してくれて、映画が完成しました。
でも、これからスタートです。唯一の目的は拉致被害者の奪還です。被害者の方々は今も日本を信じて北朝鮮で戦っています。我々の助けを待っています。
「絶対に見殺しにしない。何が何でも助け出す!」この一念で進める所存です。

 

久々におみくじ引いてみた。そして、ちょこっと春ですね

f:id:nakaimamarunosuke:20210220155113j:plain

(こちらは熱田神宮の梅)

 

みなさんこんにちは、中今〇ノ丞です。

 

先日、とある神社にて御祈祷をしてもらいに行ったついでに、

 

「久々におみくじ引いてみようかな」

 

と思い立ちました。

 

 

その結果がこちら  

 

 

 

f:id:nakaimamarunosuke:20210220154821j:plain

 

 

実は数年前より、私の仕事上の事である神社で祈りをしていました。

内容はまた改めて記事にしたいと思いますが、なかなかうまくいかなかった

事案がうまくいき、そのことの報告とお礼をかねての御祈祷をしに行きました。

 

日頃、尾張式内社全123座を巡り、他の神社も数多く参拝してはいますが、

その時におみくじを引こうという気はあまり起きません。

(というか、そもそも『おみくじ自体が神社にない』とかだったり、

もう神社の神域に入っただけで心が満足してしまって、それ以上の事は

別段欲しくなくなる、とかいうのもあって)

 

ただ、たまに自分のいま考えている事や方向性などが正しいのか、それとも

間違っているのかを確認したいと思ったので、引いてみました。

 

さて上記のおみくじに書いてある「神の教え」の内容ですが、

私の心にピッタリとくるものでした。

 

つまり、自分の欲で行動すると、結果としてどんなことでもあまり自分の

納得できるものにならない、ということです。

自分の器というものを無視して、欲で突っ走っていっても、例え結果がある程度

出たとしても、結局は周りの人を犠牲にしてのことだったり、自分一人だけの

利益だったりするのです。

 

そうではなくて、「世の為、人の為に尽くして徳を積め」ということです。

それも、できうれば「徳を積む」というため、という思いすらなくなって

行動できるようになれば、本物だと思っています。

 

人間は、日頃の生活の中で、無意識に「計算」をしてしまいますね。

 

「これをすれば後で良いことがある」

「こうしておけば、後々良いことが還ってくる」

 

もちろん、その通りだし、善い行い自体称賛されるべき事です。

 

でも

 

その思いすら無くなってしまえば、心はもっとのびやかに、自由に

空に羽ばたいていけると思うのです。

 

 

とまあ、自分の感覚的なものの書き方をしてしまいましたが、以上のことで

たまにおみくじを引いて、自分を客観的に見つめることも、たまには

必要だと思っています。

 

 

 

さて、気になるのはお決まりの吉数ですが、結果はこちらで・・・

         ☟

 

 

f:id:nakaimamarunosuke:20210220154925j:plain

 

 

正直、出る吉数はあまり気にしないのですが、ブログ的には

 

「大吉」か「大凶

 

あたりが出てくれると嬉しかったかなあ・・・

(笑いが獲れるので)

 

まあ、上記の通り「吉」ということで、今年も無難なブログ運営を

していくということにしましょうかねぇ・・・

 

 

 

おまけ

 

 

その日に、掛け持ちで寄った熱田神宮での「春」を愛(め)でてきました。

f:id:nakaimamarunosuke:20210220171654j:plain

 

春が待ち遠しいですね🌸

 

 

※また来年も「おみくじ」シリーズの記事を載せてみたいと思います(*'▽')

(来年も地味な末吉とかだったりして・・・)

 

 

硫黄島からの手紙

 

みなさんこんにちは、中今〇ノ丞です。

 

いまから76年前の2月19日から3月26日までの36日間、日本の領土である

硫黄島(正確には「いおうとう」と読む)で、日米の戦いが行われました。

 

(写真はwikipediaよりお借りしました)

 

 

 

アメリカの有名な俳優・監督であるクリントイーストウッドが、日本サイドの

視点で作ったのがこの「硫黄島からの手紙」という作品です。

(後に、アメリカの視点で作った映画が「父親たちの星条旗」)

 

 

この硫黄島の戦いについて、日本国民がほとんど忘れ去っていた内容を

改めて知らしめたものが、皮肉にも対戦国であったアメリカ人が作った

この映画です。

 

 

私は戦争を美化しようとは思ってはいません。

この硫黄島の戦いについて事実をただ記したい、というのが今回の動機です。

 

 

これについて、一番正確に事実を記している書籍として、自由民主党参議院議員

青山繁晴さんの著書「いま救国ー超経済外交の経済力」から、その時の状況を

幾つか抜粋してみましょう。

 

 

P126

硫黄島は、グアムやサイパンといったマリアナ諸島と東京の、ちょうど

中間にある。

米軍は、マリアナ諸島から日本全土を爆撃する中継地にすると決めた。

硫黄島を活用すれば、より多くの爆弾で、より多くの日本の民間人を

殺せる。

だから米軍は、硫黄島の攻防戦の真っ最中に、野に斃(たお)れた日本兵

の亡骸、あるいは地下壕に立て籠もる生きた日本兵の上にそのままコンクリ

ートを流し込んで滑走路を造った。一日も早く、爆撃機の離着陸を始める

ためである」

 

栗林忠道(くりばやしただみち)中将の率いる日本軍は、全長18キロ

もの地下壕を、狭い島に張り巡らせた。

米軍はブルドーザーで壕を潰し、隙間から火炎を吹き込んで日本兵

焼き尽くした。その壕を掘り起こすことはしないまま、戦後日本の自衛隊機、

海上保安庁機が離着陸してきたのである」

 

「わたし(青山さん)は壕を這いつくばって進み、火炎放射器に黒く焼かれた

地中の天井を触り、遺された兵の地下足袋や無線機を調べながら、硫黄島の真実

を『戦争は悲惨だ』『平和は尊い』と語るだけでは足りないのだと、それが

胸に迫った」

 

「平和を語るだけなら、戦後の日本も続けてきた。

島の日本兵は、大半がサラリーマンやタバコ屋さんといった、ふつうの

日本国民だ。それが何のために、逃れようのない死を知りつつ土中で

戦ったか。

自分のために戦った兵は一人もいない。

『本土空襲を一日でも遅らせたい』、その一心であったから、指揮官の

栗林中将は、自決もバンザイ突撃も禁じ、5日で終わるとされた戦いを

36日間ももちこたえて全滅した。

それは『本土で空襲を逃れて生き延びる日本国民が、その子々孫々と

ともに新しい日本を造ってくれる』という祈りでもあった」

 

 

 

 

2月19日には、硫黄島の戦いで戦士された英霊の方々に、今一度

感謝を捧げ、安らかに眠られるよう一国民として祈りを捧げたいと

思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

伊勢の神宮 「祈年祭」2月17日

 

f:id:nakaimamarunosuke:20210131103807j:plain

 

みなさんこんにちは、中今〇ノ丞です。

 

今回は伊勢の神宮の大祭「祈年祭」を取り上げてみます。

 

 

 

伊勢神宮HPより》

春には祈年祭で豊作を祈り、
秋には新嘗祭で収穫に感謝

日本書紀』に天照大御神斎庭の稲穂を天孫瓊瓊杵尊に授けられたことが記され、そこに日本の始まりが位置づけられることは大きな意味を持ちます。春に豊作を祈り、秋の収穫に感謝する稲作を中心とした営みを、日本人は2000年以上繰り返して来ました。天皇陛下から国民に至るまで神を祀ることは日本の大切な文化です。

 

 

 

祈年祭の由緒と沿革

祈年祭は春の耕作始めにあたり、五穀豊穣を祈るお祭りで、「としごいのまつり」とも呼ばれます。「とし」とは稲の美称であり、「こい」は祈りや願いで、お米を始めとする五穀の豊かな稔りを祈ることを意味します。稲の育成周期が日本人の一年といえます。

農耕が生活の中心であった時代、豊作を祈ることは国家の安泰、国民の繁栄を祈ることに他なりませんでした。そのため祈年祭は国家規模で執り行われ、奈良時代の『延喜神名式』によると、神宮を始め全国2,861社の神々に幣帛が奉られていました。特に神宮には天皇勅使を差遣されてお祭りを行われており、朝廷の崇敬のほどが窺われます。

伊勢神宮HPより)

 

こちらは数年前の、しかも別宮の荒祭宮における祈年祭の様子です。

内宮の正宮では神事の様子を見ることができませんが、荒祭宮では拝見することが

できます。

神宮の神事では「八度拝」といって、立って座っての拝礼が八回行われる

という、日本の最高神天照大神を祭る伊勢の神宮で行われる作法が

みられます。

 

 

こちらの祈年祭と、秋に行われる新嘗祭は対になっていて、全国どこの

神社でもこれにならってお祭りが執り行われています。

つまりは稲作の周期に合わせている、ともいえるかもしれません。

 

最高神天照大神から天孫瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)に手渡された

稲穂の神話にあるように、この命を育むために大切な米を古(いにしえ)

の時代から神に捧げ、豊作と感謝の祈りを捧げてきたのが我々日本人であり、

私達のDNAにもそれがしっかりと刻まれているのではないかとも思います。

 

 

ご参考までにこちらの動画もどうぞ 

(出典:伊勢神宮公式チャンネルより)

 

 

日本の国会議員を脅迫した中国、その中国がウイグルの人々の頭を剃り、目隠しをし、鎖で繋いで列車に押し込める動画が、国会内で公開されました(青山繁晴参議院議員ブログより)

 

みなさんこんにちは、中今〇ノ丞です。

 

自民党青山繁晴参議院議員の2月10日のブログ記事からの転載です。

ウイグルの人々の現在の状況についての報告が、国会内で行われました。

 よろしければご覧下さい。

 

 

 

▼きょう2月10日水曜の正午、国会内の衆議院議員会館の会議室にて、「日本ウイグル国会議員連盟」の総会が開かれ、参加しました。
 国会は衆参両院とも開会中ですから、どの議員も午前、午後とも日程が詰まっていて、正午から1時前までのふつう昼休みとなる時間を活用したわけです。

▼非常に衝撃的な総会となりました。
 写真は、感染症対策として広い会場を使った現場です。
 右奥に、ひとりだけ立っているひとが居るのが分かっていただけますか。
 マイクを持ってらっしゃるのも、分かるでしょうか。
 このひとは、日本ウイグル協会・副会長のレテプ・アフメットさんです。日本の大学院で学び、日本国籍もとり、今はぼくらと同じ日本国民です。

 このアフメットさんが、いわば証拠として動画や写真をスクリーンに映し出して語られました。
 あまりに深い悲しみと、抑えた怒りを込めて語る、その内容は凄絶そのものです。
 たとえば、インテリジェンスから中国によるウイグル人弾圧の実態を聴いているぼくであっても、あらためて強いショックを受けるものです。

▼現在、世界は、中国がウイグルのひとびとを教育施設というの名の強制収容所に閉じ込めていることを非難し、アメリカをはじめ諸国が「そこではジェノサイド ( 民族への大量虐殺 ) が行われている」とすでに認定しています。
 ところが日本政府は、自由民主党・外交部会でのわれわれの追及に、外務省の中堅官僚が「日本はジェノサイド条約を批准していないので・・・」と曖昧に答え、認定も何もしていません。
 そして政府だけではなく、ぼく自身も含めて国会も、国会決議ひとつ出していません。
 きょうの議連の総会は、それを打ち破るために開かれました。

▼アフメットさんの公開した動画には、この強制収容所が世界にばれたために、犯罪者でも何でもないウイグル人のふつうの市民である収容者のうち男性のみなさんの頭を剃り、目隠しをし、アウシュビッツのひとびとを想起するような一種の囚人服を着せ、鎖で繋いで列車に無理矢理に乗せて、中国の各地に移動させている現場も写りました。
 長い列車、見渡す限りの鎖で繋がれたひとびと。
 それは正直、ユダヤの人々を列車に乗せて収容所に送り込んだ、あの無残なナチスの映像よりも、さらに衝撃の深いものです。

▼それ以外にも、収容所で死に至ったウイグルの大学の学長、医学者ら著名人から若者、少年少女まで、膨大な、ありとあらゆる年代の男女の生前の姿、収容所に閉じ込められる前の姿を、並べて公開されました。

 この収容所では、中国側の所員が女性を毎日、勝手に選んで別室に連れ出して、性的な拷問を加え、所内に連日、女性の悲鳴が響いていることも英国などで報じられています。
 英国政府のアダムズ外交担当・閣外大臣が先週、「悪魔の所業が明らかにされた」と断言し、「わが政府は断固として対応する」と表明しています。

▼この日本ウイグル国会議員連盟は、自由民主党の議連でしたが、国会決議を打ち出すために、超党派の議連に改組され、きょうはその初めての総会でした。
 国会決議も、超党派、それも満場一致で行うのが慣例だからです。

▼総会の席上、配付された資料のなかに、ひとつ不可解なものがありました。
「中国のチベットについて」とか「中国の新疆 ( しんきょう ) 」について」と題した文章が並び、「チベット独立勢力を支持するな」、「世界ウイグル会議に対し、いかなる支持もするな」という趣旨が書かれています。

 この紙の意味を、議連会長で、不肖ぼくの長い盟友でもある古屋圭司・元拉致問題担当大臣は「実はこんなこともあったんです」と解説されました。
 古屋さんによると、これは西暦2012年5月8日付で、当時の程永華 ( てい・えいか ) 駐日本大使から多くの国会議員に配られたそうで、当時の自由民主党は野党でした。 ( ぼくは民間専門家の時代です )
 古屋さんは46人の自由民主党議員で抗議文を送り、そのなかで「文面の最後では、日本自身の安全にも害があると強圧的な表現がある」と指摘したそうです。
 古屋さんはきょう「これは日本と国会議員への脅迫だ」と語られました。

▼これから、まずは国会決議に向けて、超党派で新しい動きをしていくことになります。
 前出のアフメットさんは、感情を堪 ( こら ) えつつ、どこまでも深い悲しみいっぱいでした。感染症対策として遠くに座っていても、それがありありと伝わってきました。
 きょうの総会に来られたウイグルの人々は、実はみな、この収容所で愛する人たち、家族、親族の命を奪われているということでした。

 この中国が尖閣諸島の漁家や海上保安官の命を危機に晒すことも含め、ぼくらは一致できる点を探して、新たに連帯し、中国共産党の独裁という世界の厄災に、立ち向かうときです。

▼この総会をめぐっても、新動画の「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」で詳しく述べます。
 また、きのう2月9日火曜の2つの部会での発言内容について、いずれ、このブログに記します。

 

 

 

城所ケイジさんの龍神像とアマビエ 

 

みなさんこんにちは、中今〇ノ丞です。

 

今回はチェンソーアート元世界チャンピオンの城所ケイジさんのブログからの

転載です。

城所さんがアマビエを彫られています。

 

 

成道寺節分祭2021 アマビエ&干支「寅」奉納

2021年02月02日 | 神社仏閣特別彫刻

2021年2月2日、毎年恒例 成道寺(臨済宗妙心寺派 和歌山県西牟婁郡上富田町下鮎川)の節分祭法要 大双龍祈祷会 でしたが、今年はコロナ禍ですので豆まきや奉納カービングショウなどは中止で、祈祷法要のみ寺総代役員さんたち少数で行われました。疫病除け御札とともにアマビエ開眼も行われました。来年の干支「寅」は完成品を奉納しました。

※この疫病除け御札などに関するお問い合わせは成道寺までお願いします。電話 0739-48-0017

 

 

2021年 最初の作品 アマビエ様

2021年01月16日 | 最新作品紹介

2021年 初彫りはご注文いただきましたアマビエ様です。

私が彫るアマビエ様は妖怪というより妖精に近いものにしたいと考えました。

形のエッセンスは「魚」「鳥」「イルカ」「龍」「タツノオトシゴ」「人間」です。

このアマビエ様は新型コロナを含む、現在における不安事項を浄化してくれる妖精さんです。

根本的に人の都合で殺される命が無い世の中になってほしいと願い彫りました。

樹種:100年杉  奉納先:臨済宗妙心寺派 成道寺(和歌山県西牟婁郡上富田町鮎川)

#アマビエ #成道寺 #チェンソーアート

古代のにほん 私が思うお祭りのはじまりは?

 

f:id:nakaimamarunosuke:20210131105403j:plain

(写真は静岡県富士宮市の山宮浅間神社。古代の形式に近い、磐座があるだけの

簡素なつくりになっています)

 

 

みなさんこんにちは、中今〇ノ丞です。

 

なぜ日本には神社はあるのでしょう?

 

どうして古代の日本人は神社をつくったのでしょう?

 

について、今回は色々と語ってみたいと思います。

 

 

 

昔、弥生時代にの日本に稲が伝来してきました。

 

春に田植えをし、熱い夏を通り越して、実りの秋を迎える

 

春の田植えの時には、お日様や大地の神様に稲の生育を祈り、

そして山から神様が降りてきて苗を成長させていく、と考えて、

山の神様にも祈りを捧げる。

 

秋には、無事に稲が生育して自分達の食料が確保できたことに対して、

神々に感謝の祈りを捧げる。

 

でもって、神様の依代として大きな岩や木(または神籬・ひもろぎ)

に神様をお呼びして、感謝の言葉を宣り、村の人達総出で集まって

神様にできた米や野菜などの供え物を捧げて、受けた恩に感謝を示す、

こういったことが今の神社の始まりであったろうと私は思います。

 

例え神様や霊が見えなくても聞こえなくても、現実に稲は生育して

いき、自分達が生きていくための食べ物となる。

春夏秋冬・四季が繰り返され、星の運行も毎年決まっている。

これは、人間の力ではとうてい成し得ない「何か」の力によって

動いている。

それを、古代の人間は農業をしていく上では目の当たりに感じ、

それを「神」とか「神霊」とかの名称で呼んでいた。

これは宗教とは関係なく、生きていく上での日常のこと。

 

ごく単純に、自分達の力の及ばない「何か」に対して畏れや畏怖の念

を持ち、また出た結果に対して感謝の意を示すことは、人として当たり前

の行為だといえます。

だって、現に食物が実ることで生きていけるのですから。

 

このようなごく簡単なことが、「神様」すなわち人間ではとうていできない

ことをされている神様に自然とお祭り(お祀り)をして感謝するという習慣が、

神社の原型として生まれたものと考えています。

 

日本の神社はほとんど全て、2月に祈念祭と9月に収穫祭がセットであります。

2月の祈年祭とは、これからの五穀豊穣を祈ります。

9月の収穫祭は伊勢の神宮では神嘗祭や、あるいは秋のお祭りが全国的に

行われますが、これも稲(米)の生育のサイクルに合わせてあるのですね。

 

古代は今と違って、食料が大変貴重なものであり、もし不作にでもなろうもの

なら、それが即刻死に直結するか、あるいは部族間の争いにもなりますので、その

当時の人々の祈りというのは、現代の豊かなご時世に比べて大変重要な、それこそ

命掛けのものだったのではないか、と想像します。