みなさんこんにちは、中今〇ノ丞です。
学んでみたいと思います。
古事記、日本書紀によりますと、高天原(たかまがはら)で天照大神が
天岩屋(あまのいわや)にこもってしまったときに作られました。
(天の岩戸開き)
この八咫鏡と天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ=草薙剣)、八尺瓊勾玉
(やさかにのまがたま)を三種の神器といいますが、天照大神は、孫に
「葦原(あしはら)の千五百秋(ちいほ)の瑞穂の国は、これ吾が
子孫(うみのこ)の王(きみ)たるべき地(くに)なり。爾(いまし)皇孫、
就(ゆ)きて治(し)らせ。行く(さき)くませ。宝祚(あまつひつぎ)の
隆(さか)えまさんこと、まさに天壌(あめつち)と窮(きわま)り無か
るべし」(←少々読みづらいですが原文のママ載せます)
上記の文は「天壌無窮の神勅」と言われています。
天地が永久に続くよう宝祚(皇位)も悠久に続くことを言われて
います。
続いて
天照大神、手に宝鏡を持ちたまいて、天忍穂耳尊(あまのおしほみみのみこと)
に授け祝う(ほ)ぎて曰はく「吾が児、この宝鏡を視(み)まさんこと、
まさに吾を視るがごとくすべし。与(とも)に床(ゆか)を同じくし殿
(でん)を共(ひとつ)にして、斎鏡(いわいのかがみ)とすべし」
皇居の賢所と、伊勢の神宮の内宮に鏡が祀られているのは、上記の
ように「鏡を吾(すなわち天照大神を)視るがごとし」ということで
祀られているわけです。
またその後の文章「与(とも)に床(ゆか)を同じくし~」は
同床共殿と言われています。
後にこの三種の神器を携えて、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の一団は
地上に天孫降臨します。
つづく