中今〇ノ丞の「まあるく生きる」

人生をどう生きたらいいのか、一緒に考えよう

松下幸之助 「道をひらく」 2 サービスする心

 

みなさんこんにちは、中今〇ノ丞です。

 

今回も、松下幸之助さんの

「道をひらく」

から学んでみたいと思います。

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 「サービスする心」

 

ー与え与えられるのが、この世の理法である。即ち、自分の持てるものを

他に与えることによって、それにふさわしいものを他から受けるので

ある。これで世の中は成り立っているー

 

ーだから、多く受けたいと思えば多く与えればよいのであって、充分に

与えもしないで、多く受けたいと思うのが、虫のいい考えというもの

であるー

 

 

:この文章の中には書いてありませんが、「人の想い・気持ち」と

いうものが、結局世の中を動かしているものだと私は考えています。

相手が笑顔になってくれる・喜んでくれる、そう心に思い描きながら

贈り物をしたり、何か手伝ったりする。今度は逆に、もし自分が何か

プレゼントをもらったり、助けてもらったりしたら、「どう恩返し

をしようか?」と考えながら、してもらった相手のことを想い、

行動する。

最初は下心があってもいいのではないかな、と思います。

でも、それを繰り返していくうちに、そんなことはどこかに飛んで

いってしまい、ただただ、感謝と恩返しの循環のその繰り返しが、

いつの間にか心地良いものへと変わっていく。

それでいいのではないかと・・・

 

 

(途中略)

 

ー自分の持っているもので、世の中の人々に精一杯のサービスをする

ことであるー

 

ーどんな人にでも、探し出してくれば、その人だけに与えられている

尊い天分というものがある。その天分で、世の中にサービスすれば

よいのであるー

 

 

:人には分度が定まっている、と二宮尊徳さんも仰っています。

他と比べず、自分の分度・力量を見定め、自分のできる範囲の

ことを精一杯する。

自分にないものを、他の人が持っていれば、任せればいい。

 

肩の力も抜けて、心も楽になるのではないでしょうか。