みなさんこんにちは、中今〇ノ丞です。
今回も、松下幸之助さんの
「道をひらく」
から学んでみたいと思います。
「サービスする心」
ー与え与えられるのが、この世の理法である。即ち、自分の持てるものを
他に与えることによって、それにふさわしいものを他から受けるので
ある。これで世の中は成り立っているー
ーだから、多く受けたいと思えば多く与えればよいのであって、充分に
与えもしないで、多く受けたいと思うのが、虫のいい考えというもの
であるー
:この文章の中には書いてありませんが、「人の想い・気持ち」と
いうものが、結局世の中を動かしているものだと私は考えています。
相手が笑顔になってくれる・喜んでくれる、そう心に思い描きながら
贈り物をしたり、何か手伝ったりする。今度は逆に、もし自分が何か
プレゼントをもらったり、助けてもらったりしたら、「どう恩返し
をしようか?」と考えながら、してもらった相手のことを想い、
行動する。
最初は下心があってもいいのではないかな、と思います。
でも、それを繰り返していくうちに、そんなことはどこかに飛んで
いってしまい、ただただ、感謝と恩返しの循環のその繰り返しが、
いつの間にか心地良いものへと変わっていく。
それでいいのではないかと・・・
(途中略)
ー自分の持っているもので、世の中の人々に精一杯のサービスをする
ことであるー
ーどんな人にでも、探し出してくれば、その人だけに与えられている
尊い天分というものがある。その天分で、世の中にサービスすれば
よいのであるー
:人には分度が定まっている、と二宮尊徳さんも仰っています。
他と比べず、自分の分度・力量を見定め、自分のできる範囲の
ことを精一杯する。
自分にないものを、他の人が持っていれば、任せればいい。
肩の力も抜けて、心も楽になるのではないでしょうか。