中今〇ノ丞の「まあるく生きる」

人生をどう生きたらいいのか、一緒に考えよう

三種の神器 天叢雲剣(草薙剣) ❸

 

f:id:nakaimamarunosuke:20200607181847j:plain

熱田神宮

 

みなさんこんにちは、中今〇ノ丞です。

 

三種の神器 「天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)」

または「草薙剣(くさなぎのつるぎ)三回目です。

(以下草薙剣

 

 f:id:nakaimamarunosuke:20200609210225j:plain

日本武尊

 

その後、東国遠征を終えた日本武尊(やまとたけるのみこと)は、尾張の地に

至ります。またしても荒ぶる神と対決するために伊服岐(いぶき)の山(伊吹

山)に出かけます。その時、日本武尊は一つの大きな間違いを犯します。

それは、日本武尊素手で戦うつもりで草薙剣尾張(熱田)の地に置いて

いってしまします。

原文は「一の剣を解き、松の下に置」

 

日本武尊は剣の霊力に守られなかったためか、苦戦を強いられ、病気に

なってしまい、命を落としてしまします。

 

日本武尊の妻の美夜受比比売(みやずひめ)の元には草薙剣が残されました。

この時に美夜受比比売が住んでいたところが、以前記事に書きました

「氷上姉子神社」です。

 

www.nakaimamarunosuke.com

 

 

その後、美夜受比比売は尾張国に神社を創建して剣を祀ります。

これが現在の熱田神宮です。

この剣は、その後失われることなく、現在まで大切に奉安されております。

 

さて、古くから宮中(皇居)にも草薙剣が祀られてきました。宮中の剣は

熱田神宮に祀られる草薙剣の形代(かたしろ・レプリカ)とされています。

 

この草薙剣は、他の神器と同じく、天皇であっても見ることが許されません。

神器を見た者は必ず死ぬという言い伝えがあります。

なので、剣がどのようなものであるか、全く伝えられていません。

 

f:id:nakaimamarunosuke:20200613185706j:plain