みなさんこんにちは、中今〇ノ丞です。
今回取り上げるのは神社の御神楽「浦安の舞」についてです。
(出典:ウィキペディア)
浦安の舞とは、昭和8年に昭和天皇がお詠みになられたほ御製(ぎょせい)
「天地(あめつち)の 神にぞ祈る 朝なぎの 海のごとくに 波たたぬ世を」
「多 忠朝(おおのただとも)」氏が作曲・作舞をした神前神楽として
代表的な舞の一つです。
昭和15年11月に、全国の神社で奉納されたのが始まりです。
なので、比較的新しい神楽舞なのです。
それでは早速、大分県にございます「宇佐神宮」の動画からご覧ください
神楽笛、篳篥や筝、太鼓の生演奏が聴けますね。空気感、緊張感が伝わって
きます。
続けて三重 猿田彦神社公式ホームページから
最初に神前に額ずき、神様に御挨拶されてから、舞を始めておられますね(^^)
この「浦安」の浦とは「こころ」ということ。
つまり、国民の心が安らかな世の中であってほしい、という昭和天皇の
御心がこの歌には詠まれています。
雅楽ですので、西洋音楽のように楽譜はありません(文字で書かれたものはあり
ます)。
雅楽はすべて口頭で受け継がれていきます。
この「浦安の舞」を見る機会はなかなかないかもしれませんが、神社には
こういうものがあるんだなあ、と思っていただければ幸いです(^-^)