みなさんこんにちは、中今〇ノ丞です。
ロシアがとうとうウクライナに軍事進攻しました。
ロシアはそれまでにサイバー攻撃や、地上での工作活動を展開していて、
例えば自分で仕掛けておいて「ほら!ウクライナが攻撃したぞっ」など
と、あたかも相手側が仕掛けたように見せかけるような工作活動も
していたとされる。
いまの国連は、ロシアなどの戦勝国が常任理事国となっているため、国連は
別名「戦勝国連合」。
戦勝国で常任理事国は他にアメリカ、中国、イギリス、フランスがある。
そのロシア、第二次世界大戦では日本が無条件降伏したそのどさくさ
に紛れて、北方領土を占領。
では今回のウクライナ進攻を良く見て下さい。
どこに正当な理由があるでしょうか?
これが国連の常任理事国のやることですか?
戦争に勝ったというだけで、国際法に明確に違反している国に対して、制裁を
かけようとしても、必ずロシアや中国の反対により決議できない。
では中国はどうでしょうか。
香港やウィグル、チベット、南モンゴルの人々に対して何をしていますか?
アメリカも戦勝国ながら、ベトナム戦争では敗北し、イラク戦争では
あまりにも多数の若い軍人の死者を出したために、国内の世論が戦争の継続
に対して「No!」という雰囲気が出し始めた。
それが現在にも影響を及ぼし、アメリカは世界の警察という役割から引き始め、
世界の情勢はガラリと変わってしまう。
アメリカが引いたところに、ロシアや中国はその隙間に入り込んで来ている。
日本は第二次世界大戦において国内では非戦闘員を何万人も殺され、そして原爆を
二度落とされて無条件降伏となった。
原爆も非戦闘員である民間人が犠牲となった。
「非戦闘員を殺傷してはならない」というハーグ陸戦条約に違反しているという
ことを知っている人は少ない。
「勝った国は正しい。負けた国は理由に関係なく悪であり、裁かれるべきだ」
これが世界の正義なのでしょうか。
戦争に対して「日本は悪かった」とその悪い面を反省することはとても大事な
ことだが、一部分だけを取り上げて、そこだけを強調し続けるのはいかがな
ものか。
反省は、一部分だけではなくて、もっと多角的に、いろんな視点や他の国との
関係や歴史、その時の国際情勢などを加味しながら分析していかなければ
ならないでしょう。
ロシアや中国などの独裁国家と民主国家とでは、考え方や思想がまるで違う
ということ、日本人の持つ善意は世界では通じないことは、今回のウクライナ
進攻や中国の人権に対する考え方などをみても明らかです。
今回のウクライナ進攻は、いずれは北海道進攻になるかもしれません。
中国の台湾への行いは、いずれ尖閣諸島へ、そして沖縄にもつながってい
かないと、誰が断言できるでしょう。
今の世界情勢をみれば、平和は「複数の国で協力して護る」というのが定石
であり、そのためにはもっと防衛予算を上げないと日本を守れない、というの
が現実なのです。
しかし、日本の今の防衛予算の額ではまったく世界の危機に対しては
足りません。
サイバー攻撃にしても全然足りず、あるいは日本の技術も盗まれ放題です。
日本から見る視点と、世界から見て日本はどういう状況に置かれているのか、
を真正面から知る必要があるのではないでしょうか。