中今〇ノ丞の「まあるく生きる」

人生をどう生きたらいいのか、一緒に考えよう

ボランティア 尾畠春夫さんの生き様 1

 



みなさんこんにちは、中今〇ノ丞です。

 

当ブログにて過去に幾度か取り上げてきました、ボランティアで有名な

尾畠春夫さん。

 

世間ではいわゆる「スーパーボランティア」として有名ですが、尾畠さん、

実はこの「スーパーボランティア」という言葉がお好きではないようで、

過去に流行語大賞にノミネートされたが、辞退されたという経由を知りました

ので、当ブログでは「ボランティア尾畠春夫さん」で統一して呼ばせてもら

おうと思います。

 

 

さて、その上記の経緯を知ったのが、最近出ました御著書

お天道様は見てる 尾畠春夫のことば」

を読んだからでした。

 

 

ということで、私のいつも得意としている「シリーズ化」を使って、尾畠春夫

さんの御著書

お天道様は見てる 尾畠春夫のことば」

 

から、これは為になる、参考になるな、と思われる箇所をいくつか抜き取って、

なにかみなさんの生き方のヒントになれたらと思い、これから何回かに分けて

ご紹介していきたいと思います。

 

 

みなさんも一緒に、学んでいきましょう。

 

 

 

では、一回目の尾畠さんのことばは

 

「好きなことばは『汗かく』『恥かく』『文字を書く』」

 

『ワシはこの三つの【三かく】という言葉が好きなんですよ。

人間は朝目が覚めたら、汗かくことを一回するといい、ってワシは思っちょる。

体を動かさんで、じっとしてたらすぐ弱る。畑仕事でもジョギングでもボランティア

でも、朝はまず体を思い切り動かすんよ。

 

それから「恥かくこと」。これは人ができないこと、嫌がることでも自分にできる

ことならば、何でもやるんよ。見てる人は、あんなことばっかりしてて恥ずかしい

人だ、と呆れるかもしれんけど・・・ワシは恥だと思ってない。

 

最後に「文字を書く」。「記憶するよりも、記録しろ」っていう言葉あるでしょ?

記憶っていうのは限度があるんよ。

ワシは朝2時、3時に起きて、新聞を1時間かけて読むんだけど、分からない

言葉が出てきたら、すぐ辞書で調べて、それを紙に書いて貼っておくんよ』

 

 

『高齢者こそじっとしとらんで、毎日用事を作って出かけたほうがいいっちゃ。

家でコタツに入ってテレビばかり見ていると、体も頭も弱ってしまうからね。

 

行くところや、やることが思いつかなかったら、一人で散歩してもいいし、

近所のゴミ拾いしてもいい。テレビ見てるよりも外のほうがずっと健康

で刺激があると思うよ』

 

 

〇ノ丞:尾畠さんは「食べた分は汗かいて、消化しなきゃ」とも仰います。

人間どうしても楽したいと思うし、疲れるし、面倒くさいし・・・

せっかく自分の時間なのだから、別に動かなくとも、となりますね。

 

 

でもこれは、やはりそこに「感謝」があるかないか、の違いだろう

と私は思うのです。

つまり、私達人間が生きていくためには、どうしも動植物の命を

頂かなくては生きていけません。

つまりは、必ず動植物の犠牲の上に、人間は生きていくという宿命です。

 

 

ならば、その人間の血となり、肉となってくれた、動植物への感謝

と供養も込めて、何かしらのお返しをしなければと考えると、やはり

尾畠さんのような考えになるのではないか、と思うのです。

 

それは誰か人が見ていようが見ていなかろうが、何か人の役に立つよう

なことをしたり、ゴミを拾ったり、駅や行先で人に優しくしたり、と

何でもいいと思うのです。

 

当然、何かをしようとすれば、人目が気になり、ボランティアやゴミ拾いなど

をするにしても「恥ずかしい」という気持ちがその邪魔をします。

でも、自分の人生は自分が主人公です。

与えられた時間を、人目を気にしていては、もったいないですよね。

 

 

それに、尾畠さんのように御年82歳になられた今でも、毎朝ジョギング

で10キロ走るほどご壮健さを保っておられます(まあ、元々の体の強さ

とかもありますが・・・)。

 

尾畠さんのように年を取ってもストレスなく毎日健康でいられるか、それとも

高齢者になって病気などで苦しむか、は毎日の行動の積み重ねも関係するのでは

ないか、と尾畠さんを見てつくづく思うのです。

 

 

 

 

 

www.nakaimamarunosuke.com

 

 

www.nakaimamarunosuke.com