中今〇ノ丞の「まあるく生きる」

人生をどう生きたらいいのか、一緒に考えよう

宗教を利用した集金システム? 



みなさんこんにちは、中今〇ノ丞です。

 

 

統一教会の問題を受けて、今国会に提出された被害者救済新法の法案と

消費者契約法改正案がいま、話題になっております。

 

 

以前、勇気を持って顔出しをして日本外国特派員協会で2世信者として記者会見を

行った小川さゆり(仮名だそうです)さん。

その時の模様は、皆さんどこかで目にしたことがあると思います。

 

その小川さゆりさんが「街録ch」というYOU TUBEの動画に出演され、2世信者

として生まれた、その生い立ちや家庭環境とか諸々のことを、ハッキリと語られて

います。

 

 

先にこの動画を観た感想としては

結局は「宗教を使った人間支配と集金システム」ではないのか?

ということでした。

 

 

宗教というと、仏教・キリスト教イスラム教・ユダヤ教など、世界に

は他にも多くの宗教があり、世界中の人々が信仰されていますね。

 

集会や様々な儀式や記念日、礼拝所での礼拝などが行われ、様々な境遇にある

人々が、それぞれの宗教の教えを信じ、そのことを通して生きる希望を見出し、

心の拠り所として、宗教は人間にとって必要不可欠なものですね。

 

 

その一方でこの動画での小川さゆりさんの話を聞いて、本人から直接

「自分には逃げるところがなかった」と、2世信者の家庭に生まれたその

過酷さを吐露されているのを聞いていると、人間を幸せにするための宗教

なのに、人の家庭を壊し、人間を支配下に置き、そして献金の名のもとに

その信仰心を利用して際限なくお金が集められている。

 

その無限ループに背筋が寒くなる思いがしました。

 

 

一度、ご興味のある方はこちらの動画をご覧ください。

 

 

統一教会の問題を受けて、今国会に提出された被害者救済新法の法案と

消費者契約法改正案については、まだまだ骨抜きであると、小川さゆりさん

は指摘されています。

 

 

 

そもそも、安倍元総理の暗殺事件をきっかけにして、旧統一教会自民党

はじめとした政治家たちとのズブズブの癒着関係が、世の中に明らかになり

ました。

 

 

政治家たちが票のとりまとめや依頼、選挙協力などを通して、落選しそうな

立候補者に、旧統一教会の票を割り振る、ということがあった、ということを

派閥の長の議員から聞いた、と自民党青山繁晴参議院議員が、地上波テレビ

にて以前、話されています。

 

 

 

安倍元総理は、旧統一教会において、被害者家族たちのその現実の過酷な

境遇を、きっと知っていなかったのではないかと思うのです。

昔からのつきあいで、選挙でお世話になっている、だから旧統一教会

ビデオメッセージに出演したのではないか。

 

 

しかし、それも青山議員が指摘されているように、どこかの団体と癒着して、

献金をしてもらっていたり、選挙協力しもらっていたり、というのも結局は

そこに「票」があるからで、そして「選挙で勝つ」という、目的がそこになって

しまっているからこそ、暗殺事件に巻き込まれてしまった、ということも原因と

して外すことはできないのではないでしょうか。

 

 

その点、青山議員は後援会と後援会長を置かない、献金お断り、いかなる

団体支持もお断り、資金集めパーティーもしない、ということを徹底されて

いるからこそ、この問題に対して堂々と警鐘を鳴らすことができます。

つまり「国益と国民益のために」議員活動をする、という目的で議員活動

をすれば、何もやましいことなどないのです。

 

 

 

それをいつのまにか、選挙に勝つためだけの政治にしてしまったことが、結果

安倍さんを喪うこととなり、政治家と宗教団体との癒着により、怪しい宗教団体

を追求できなくしてしまう、という悪循環を生んでしまっているのではないで

しょうか。

 

 

人生では色んなことが起き、また色んな人がいて、みなさん色々と問題に

ぶつかります。

その時に、ただ人が幸せになるために、ただ助けるために、宗教というのは

必要であるのですが、そこに「支配」や「多額のお金」を、その人の弱みに

つけ込んで、巧みに利用しようとするものは、もはや宗教ではなくて

「人を支配下に置くためのメソッドであり、集金システム」なのでは

ないか、とそう思うのです。