みなさんこんにちは、中今〇ノ丞です。
今回は、福島第一原発の処理水放出に対する中国の非難がいかに恥さらしなもの
であるか、日本政府の対応の問題点と共に青山繁晴参議院議員がお話しており
ます。
国会議員になる前から、長年に渡り原発などのエネルギーの専門家として
携わってこられた青山議員。
また、東日本大震災のときも、民間の専門家としてただ一人、第一原発の
構内に入り、調査をした青山議員。
また、他にも海外の原発も実際に足を運び、議論を重ねたその見識と経験
をもとに、日本の処理水放出がいかに正当なものであるか、などをお話し
しておられます。
テレビでは浅くてうす~い、同じ内容の議論を永遠と繰り返すコメンテーターばかり
ですが、実際の現場での経験を基に、他国との比較資料の説明をしながらのお話を、
是非お聴きください。
内容は
●トリチウムの年間放出量は日本は22兆ベクレルに対して、中国は112兆
ベクレルと5倍の放出量なので、日本に対して対抗措置を取るならば、中国自身
の原発もまず止めなくてはならない
●キーワードは「公然たる嘘つき」
ヨーロッパの関係者から「アジアの人間は、こういったウソを平然と
いうのか?」という見方
●独裁国家は内部で議論ができない。違う意見が出てこない
●日本政府自体も、事故が起きる前もトリチウム放出はしていて全く今と
違わないのに、国民に対して説明不足で、誤解を招くような言い方にも原因
がある。
経産省の出す資料自体には、中国の数字が抜けていて、そこに日本の忖度
がある。
以前中国が与那国近辺にミサイルを撃ち込んだ時も、日本政府は国家安全保障
会議を開かない
●世界中の原発はすべて水辺に配置されているが、これは冷やすために必要
だから
●今現実に稼働している九州の川内原発でもトリチウム放出はされているので
、今回の放出と何も変わらない
●トリチウム自体は自然に存在する物質
燃料棒が電気の故障で冷やせなくなって、下に落ちただけ。
事故直後の放射線量も低かった。
●福島第一原発事故にあたって、日本の政府・官僚自体も、よく原発事故での
対応を理解してるとは言い難い
最近の青山議員のラジオ出演です(音声のみ)