中今〇ノ丞の「まあるく生きる」

人生をどう生きたらいいのか、一緒に考えよう

女性天皇とは  最終回

 

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みなさんこんにちは、中今〇ノ丞です。

 

女性天皇の最終回です。

 

 

八番目に最後の女性天皇となった後桜町(ごさくらまち)天皇は、

弟にあたる桃園(ももぞの)天皇が若くして亡くなってしまい、

またその皇子もまだ幼少であったために、伯母(おば)が甥(おい)

の成長を待つ形で即位した例なのです。

 

(出典:ウィキペディア後桜町天皇」)

 

さてこのように、女性天皇というのは男系男子が皇位を継ぐまでの中継ぎ

としての役割を担った一代限りの臨時の天皇でした。

しかし、それとは別に政治的に重要な役割を担った女性天皇も多く、

歴代天皇の歴史において注目される存在なのです。

 

現在126代のうち、女性天皇は10代しか例がないことから、天皇

は原則として男性がなるものであることがわかります。

ただし、特別な理由がある場合は、異例な措置として、女性が天皇になる

ことが認められていたわけです。

 

ではなぜ天皇は男性であることが原則なのでしょうか?

この理由としては、宗教上の理由が考えられます、

 

日本の天皇は、他国の「王」とは性質がかなり違います。

言い換えれば「英国国王がローマ法王を兼ねているようなもの」

とでもいえるでしょうか。

 

日本は古代より天皇は男性がなるものと考えられていました。

キリスト教においても歴代のローマ法王枢機卿(すうききょう)は

すべて男性ですし、チベットラマ教ダライラマユダヤ教のラビ、

イスラム教の神職なども男性でなくてはならず、男系によって継承さ

れています。

 

このように、宗教的権威を男性に限り、男系によって継承されるという

考え方は、世界の宗教の常識なので、日本においても特別変わった考え方

ではありません。

 

やはり女性天皇の時期は、祭祀に支障が生じていました。したがって、日本

ではよほどの事情はない限り、天皇は男性に限られてきたのでした。

 

 

~おわり~

 

 

 

 

 

 

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