みなさんこんにちは、中今〇ノ丞です。
ブッタの「真理のことば」(ダンマパダ・法句経)より
学んでみたいと思います。
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「(おのが)罪過(つみとが)を指摘し過(あやま)ちを告げてくれる
聡明な人に会ったならば、その賢い人につき従え。隠してある財宝のありか
を告げてくれる人につき従うように。そのような人につき従うならば、
善いことがあり、悪いことは無い」
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「人々は多いが、彼岸(かなたのきし)に達する人は少ない。
他の(多くの)人々はこなたの岸の上でさまよっている」
〇ノ丞:過去現在未来の三世を見通すといわれたお釈迦様。
実際のところ、お釈迦様の目には彼岸に達する人が少ないのが
写ったのでありましょう。
人生においては「人との出会い」こそが、その人の人生を決めてしまう、と
いっていいほど大事なもの。
ただ、出会うといっても、こちらの心の状態ももちろん関係がありますね。
素晴らしい人に出会っても、その人の言うことが理解できなければ、
その価値はわかりません。
でも、これは人がどうこうできるような事ではなくて、人智を越えた縁の
力も働くので、一概にどうこう言えることではないのですが。
ただ、約2千5百年前にお釈迦様に実際会うことができたのは、世界から見たら
ほんのわずか一握りの人々なのです・・・
「人との出会い」というのは、推し量ることができないところがある
のですよね・・・