みなさんこんにちは、中今〇ノ丞です。
野々村さんの著書
「強く生きていくために あなたに伝えたいこと」
を通しで読んでみて気になったところを、個人的な見解を含めて前回に引き続き
書いてみたいと思います。
P32
「『ありがとう』や『ごめんなさい』を言うのが苦手な人がいる。
もう照れる年齢でもないやろというおじさんにも意外と多く、若い女性
にもいる。
満員電車で足を踏むのはわざとじゃないし、お互い様かもしれないけれど、
ぶっかった上にヒールで思いっきり踏んどいて、平気な顔でスマホで
ゲームをやりだす女性はどんなにキレイでも魅力的じゃない」
「『ありがとう』を言わない人に至ってはもう不思議。
何かもらった時に【別にいいのに!】と、謎の不機嫌のみでお礼を言わない
人がいるけど、意味わからん。不思議通り越してもはや超常現象」
「『ありがとう』は、誰かが自分に何かをしてくれた、助けてくれた、
優しくしてくれたからこそ言える、幸せな言葉だ。こんなに短いのに
気持ちが伝わり、お互い幸せな気持ちになれる言葉は他にはないのでは
と思う。できるだけたくさん言いたい」
〇ノ丞:野々村さんが「ありがとう」と「ごめんなさい」ということに
言及されましたが、もちろんごく当たり前のことではあるのですが、
野々村さんご自身が芸人・放送作家ということも少し影響している面が
あるかなとも思います。
それは、芸人ならネタを、放送作家なら台本を書きますが、そこには
「言葉」がとても大事です。
言葉の使い方ひとつで次の仕事が保証される。ネタが受けない、あるいは
番組の台本が悪くてウケなければ視聴率が下がり、それこそ番組が打ち切り
ともなりかねないという、厳しい世界におられる野々村さん。
その中で、やはり「言葉」というものの大事さに、日々直面し続けておられる
からこそ、あえてこの「ありがとう」「ごめんなさい」を言う大事さを
仰っているのではないかなとも思います。
実際、自分が何か助けてもらったとき、あるいは誰かを助けたり、物を贈ったり
したときに、素直に「ありがとう」と喜んでくれれば、贈った方も贈られた方も
気持ちが良いものだし、「また今度も何か贈ろうかな」と考えもしますね。
逆に無反応だったり、それこそ「別にいいのに!」という反応だと、表面
的にはこちらも平静を装っていますが、内心は「せっかくあなたのことを想って
買ってきたのに、それだけ・・・?」となります。
こういった照れなのか何なのかはわかりませんが、素直に喜べない、素直に
感謝できない人というのは、やはり日常の一コマ一コマで少しずつ損をしている
ようにみえてならないですね。
贈られた物は単なる「物」。
その物を通して「おもいやる気持ち」のやりとりが大事なのに・・・。
野々村さんは、放送作家という厳しい立場におられるので、こういった
人づき合いで大切なことは、しっかり身に付け、実行されているのですね。
~結び~
さて、いままで野々村さんの「語録」を学んできたわけですが、二丁拳銃の相方
小堀に対する説教はどうなったのでしょうか?
まあ個人的には、野々村さんと二丁拳銃の小堀とユニットを組んだら売れる
のではないかと思うのですが・・・
例えば、相方がつまらない自作の歌を歌って、横で野々村さんがツッコむとか・・・
小堀を見ていると、ツッコめるネタには事欠かないですよね・・・
よく夫婦漫才にありがちなパターンみたいに、以外とこういうベタなものは
地道に売れ続けるものではないかなと・・・思うのですが。
コンビ名 ユッキー&コボリーとか・・・
終