みなさんこんにちは、中今〇ノ丞です。
10月10日日本経済新聞記事です。
日本も、この台湾に見習っていきたいですね。
【台北=中村裕】台湾の蔡英文(ツァイ・インウェン)総統は9日、10日から始まる春節(旧正月)休暇を控え、談話を発表し、圧力を強める中国に対して改めて自制を求める姿勢を強調した。「中国の圧力に屈しはしない。平和のカギは中国の手の中にある。台湾への脅迫は台中関係に役立たない」などと述べた。
中国軍機が昨夏から、台湾の防空識別圏に度々侵入を繰り返しており、台湾では中国の威嚇に対して不安視する声が強まっている。こうした中国に対し、蔡氏は「我々の立場は一貫しており、圧力には屈しないし、支持が得られても前のめりにはならず早まったこともしない」と語った。
米国との関係については「依然として安定しており、政権交代の影響は全く受けていない」との認識を示した。その上で「バイデン政権発足以来、台米関係は着実に発展している。(中国軍機が台湾周辺で活発な動きをみせるなか)米国の軍艦が(台湾海峡などで)何度も自由な航行を行うなど(中国の)挑発に対して明確な態度を示している」と評価し、米国と緊密な関係が取れていることを強調した。
〇ノ丞:中国軍がこのように戦闘機を台湾の防空識別圏に侵入しているのは、明らか
に「中央」からの指示でしょう。
台湾を覇権主義、独裁主義から守るには、複数の同じ民主主義の国家が連携し、情報・
軍事機密などを共有し、武器やミサイル技術などの軍需産業もできるだけ中国を経由
せず、また買わないようにして、守っていくしかありません。
アメリカ・イギリス・オーストラリアなどの民主主義国家は、すでにAUKUSをつくって「対独裁主義」に対抗する体制を築いています。
日本も日米安保だけに頼らず、独裁主義の国家に対しては、アジアの代表として
の自覚を持ち、例えばASEANの中に存在する民主国家と連携し、技術提携や軍事同盟
を結ぶなど、日本が積極的に支援することが、中国のやり方に苦しんでいる国々に
とってはいま必要、いや切望されているといえます。