(出典:国史絵画)
みなさんこんにちは、中今〇ノ丞です。
神武天皇が故郷の日向を出発して、近畿地方の大和にて最初の天皇
として即位するまでの物語の10回目です。
<前回の続きから>
古事記より
《其の国より上り幸(い)でます時に、亀の甲に乗り、釣り為(し)つつ
打ち羽挙(はふ)き来る人、速吸門(はやすひのと)に遇う》
吉備国を出発した神武天皇。上記の速吸門は日本書紀では速吸之門と
書かれ、豊予海峡を指し、古事記では明石海峡として書かれています。
日本書紀より
《方(まつ)に難波(なには)の碕(みさき)に至るときに、奔潮(はやなみ)
有りて太(はなは)だ急(はや)きに会う》
《因りて名(なづ)けて浪速国(なみはやくに)と為(い)う。亦(また)
浪花(なにはな)と曰(い)う。今し難波と謂(い)へるは訛(よこなま)
れるなり》
上陸したイハレビコ(神武天皇)はこの地(大阪の難波)に、生島大神(
いくしまのおおかみ)と足島大神(たるしまのおおかみ)を祭った。
「生玉(いくたま)さんとして有名な生国魂神社(いくくにたまじんじゃ・
同神社は豊臣秀吉の大阪城築城まで、海に近い上町台地の北端に鎮座
していたということです。
(写真は生国魂神社HPよりお借りしました)
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(出典:「歴史人」より」